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授業科目名 基礎生化学実習
時間割番号 LFS231
担当教員名 柳田 藤寿/岸本 宗和/奥田  徹/久本 雅嗣/斉藤 史恵/山下 裕之/鈴木 俊二/村松  昇/谷本 守正/三木 健夫/矢野 美紀/乙黒 美彩/望月 和樹/山下 さやか
開講学期・曜日・時限 後期・木/金・III-V/V 単位数 4
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
研究に必要な、ピペット操作、微生物操作、ガラス器具や基本的な機器の取り扱いに始まり、無機化学、有機化学、酵素学、遺伝子学の基礎的な内容を実習で学ぶ。<BR>(共同/全15回)<BR>(全員/2回)安全について学ぶ。<BR>(村松・中田/2回)分析に関する基礎を学ぶ。<BR>(谷本・三木/2回)測定器の使用法を理解する<BR>(山下・鈴木/2回)培養のための基礎テクニックを修得する<BR>(柳田・岸本・乙黒/2回)微生物を培養し、観察する。<BR>(望月・山下/2回)濃度計算・酵素実験を行う。<BR>(奥田・久本・斉藤/2回)実験を体験する。<BR>(全員/1回)討論を通じ理解を深める。
<到達目標>
実験に必要な基礎的技術を学び、安全で確実な実験ができるような技術を獲得する。
<授業の方法>
実験・実習<BR>実験室での実習を中心とする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %毎回の実験に対するレポートの得点で評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
高校の化学の知識が必要である。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回: 安全教育1(全員)<BR>実験における注意点を学ぶ。<BR><BR>第2回: 安全教育2(全員)<BR>試薬の取扱、MSDSや薬品の管理法について班に分かれて学ぶ。<BR><BR>第3回: ガラス器具(村松・中田)<BR>ビーカー、三角フラスコなどのガラス器具の名前、扱い方、洗浄方法を学ぶ。<BR><BR>第4回:ピペット操作と天秤類の操作(村松・中田)<BR>ガラスピペット、マイクロピペットの操作法と、化学天秤の使用法を学ぶ。<BR><BR>第5回:pHメーター(谷本・三木)<BR>pHメーターの取り扱いと、校正の方法を学ぶ。<BR><BR>第6回: 分光光度計(谷本・三木)<BR>分光光度計の使い方を学び、色の測定を行う。<BR><BR>第7回:滅菌処理(山下・鈴木)<BR>ピペット、試験官、マイクロチューブなどの滅菌法を学ぶ。<BR><BR>第8回:培地調製(山下・鈴木)<BR>培地の調製法と、スラント、シャーレの作成を行う。<BR><BR>第9回:無菌操作(柳田・岸本・乙黒)<BR>大腸菌と酵母などを使用し、スラントやシャーレに植菌を行うことで、無菌操作に慣れる。<BR><BR>第10回:顕微鏡(柳田・岸本・乙黒)<BR>光学顕微鏡を用いた菌類の観察と、その記録法を学ぶ。<BR><BR>第11回:溶液の作成と計算(望月・山下)<BR>緩衝液を作成し、モル濃度、単位換算などについて理解を深める。<BR><BR>第12回:酵素実験(望月・山下)<BR>酵素科学の基礎を学ぶ。<BR><BR>第13回:ロータリーエバポレーター(奥田・久本・斉藤)<BR>ロータリーエバポレーターの構造、使い方を学ぶと同時に、溶液を濃縮する手法を理解する。<BR><BR>第14回:定量実験(奥田・久本・斉藤)<BR>これまでの実験を組み合わせて、検量線を用いた未知試料の濃度定量を行う。<BR><BR>第15回:疑問点の解消(全員)<BR>これまでの実験での疑問点を出し合い、議論する。