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授業科目名 生物工学実験II
時間割番号 LBT321
担当教員名 黒澤  尋/中村 和夫/大貫 喜嗣
開講学期・曜日・時限 前期・月/火/木/金/水・III-IV/III-IV/III-IV/III-IV/III-IV 単位数 3
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
細胞の培養に関する工学的実験を行う。微生物を無菌的に取り扱い、細胞を培養する方法と関連成分の定量分析法を学ぶ。微生物の増殖を定量的に測定し、菌体収量と消費糖量の関係から増殖収率を計算し、さらに菌体生産における物質収支を考える。細胞の呼吸に注目し、培養装置の酸素供給能力の指標となる酸素移動容量係数(KLa)を測定する。固定化酵母を作成し、それによってアルコール発酵を行う。
<到達目標>
微生物を無菌的に取り扱い、培養ができること。<BR>培養細胞の生命現象(増殖、代謝)を定量的に取り扱い、数理学的に解析できること。
<授業の方法>
実験を実施する。データ解析にコンピュータを使用する。<BR>(本実験は月〜金曜日 ?・?限で7週間実施する)
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 33  %3/4以上の出席した者のみに試験を行う。理解度を評価するための記述式試験を行う。 
2小テスト/レポート 34  %実験項目毎にレポートをまとめ提出する。指定された実験データが取得されたか、指示通りに実験データが処理され図表が作成されているか、適切な結果の記述と考察がなされているか、を評価する。 
3受講態度 33  %実験中の積極性や集中度を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
白衣着用。<BR>試薬を使用する際は、安全メガネをすること。
<テキスト>
  1. 実験担当者(黒澤、中村), 「生物工学実験II」
<参考書>
  1. 日本生物工学会編, 生物工学実験書・改訂版, 培風館, ISBN:4563077747
<授業計画の概要>
第1週:1 実験内容の説明・ガイダンス<BR>    2 実験レポートの作成方法<BR><BR>第2週から第7週で以下の項目を行う。<BR><BR>微生物菌体生産における物質収支[実験1]   <BR>固定化法によるアルコール発酵[実験2] <BR>酸素移動容量係数(kLa)の静的測定[実験3] <BR>動物細胞培養実習[実験4]<BR>細胞培養データ解析実習[実験5]<BR>実験総括・レポート作成