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授業科目名
疾病・治療論1(成人内科)
担当教員
相原 正男
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H001352 2 2 前期
[学習目標]
一般目標(GIO)<BR> 看護学を実践していく上で臨床医学の知識は不可欠である。各種疾患の病態生理を学び,臨床症状,検査所見との関連性を理解するための基礎的な知識を習得せねばならない。看護師は患者に最も近い立場にあるため,患者の自覚症状(訴え)がいかなる異常によるものかを的確に判断し,詳細な観察から他覚所見を把握し,早期診断治療に役立てねばならない。そのためには,疾患の基本的な知識のみならず,検査データの解釈,画像診断など急速に進歩している診断学に対応できる能力が必要である。治療学に関しても各専門分野に特異的な治療法を理解し,その効果判定,患者への負担,種々の副作用等を学ばねばならない。<BR>行動目標(SBO)<BR>1)医学部看護学科という利点を活かして,内科系の専門の教官から疾病論,治療概論をまとめて系統的学習する。そのため,教官は講義内容毎に代わる場合が多く,レベルの高い講義となる。<BR>2)講義中,疑問点,不明な点について積極的に質問し,疾患への理解を深めるように努力する。<BR>3)疾患の病態整理,診断方法,治療法について,疾患の特異性をふまえて理解を深める。また症候から疾患を鑑別できる能力を養う。<BR>4)疾患への理解は,患者の社会復帰を考える時最も重要な要素であり,疾患と看護の関連性を追及する。
[授業計画
平成29年度 疾病・治療論(看護学科2年次生講義)1					<BR>成人内科系								<BR>講義日程	 曜日  時限      講義内容                        講座名     担当者<BR>4月 13日 木  3   医学概論、内科学総論       第一内科 佐藤  公 <BR>4月 13日 木  4   消化器疾患の診断・治療(消化管)  第一内科 吉田 貴史<BR>4月 14日 金  3   消化器疾患の診断・治療(肝臓)      第一内科 坂本 穣<BR>4月 20日 木  3   循環器疾患の診断・治療            第二内科 尾畑 純栄<BR>4月 20日 木  4   循環器疾患の診断・治療            第二内科 尾畑 純栄<BR>4月 21日 金  3   予備日                            看護学科 相原 正男<BR>4月 21日 金  4   予備日              看護学科 相原 正男<BR>4月 27日 木  3   呼吸器疾患の診断・治療            第二内科 石原  裕<BR>4月 27日 木  4   呼吸器疾患の診断・治療            第二内科 石原  裕<BR>4月 28日 金  3   消化器疾患の診断・治療(胆膵)     第一内科 高橋  英<BR>5月 11日 木  3   代謝疾患の診断・治療              第三内科 金重 勝博<BR>5月 11日 木  4   内分泌疾患の診断・治療            第三内科 張磨 則之<BR>5月 12日 金  3   腎疾患・自己免疫疾患の診断・治療  第三内科 秋山 大一郎<BR>5月 12日 金  4   放射線診断                       放射線科 岡田 大樹<BR>5月 18日 木  3   放射線診断                       放射線科 本杉 宇太郎<BR>5月 18日 木  4   血液多型                          法医学  猩々 英紀<BR>5月 19日 金  3   予備日              看護学科 相原 正男<BR>5月 19日 金  4   予備日              看護学科 相原 正男<BR>5月 25日 木  3   放射線治療管理                    放射線科 小宮山 貴史<BR>5月 25日 木  4   法医学概論            法医学  安藤 登<BR>5月 26日 金  3   予備日              看護学科 相原 正男<BR>5月 26日 金  4   血液疾患の診断・治療       血液内科 三森 徹<BR>6月  1日 木  3   皮膚疾患の診断・治療              皮膚科    佐野 信也<BR>6月  1日 木  4   皮膚疾患の診断・治療              皮膚科  佐野 信也<BR>6月  2日 金  3   薬物の体内動態と有害作用1    薬剤部    小口 敏夫<BR>6月  2日 金  4   薬物の体内動態と有害作用2    薬剤部    小口 敏夫
[到達目標]
疾患の病態生理を正しく理解し、診断方法、治療目的、有害事象等を修得する。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %定期試験の結果で評価する、追試験は行わない。 
2受講態度 10  %授業中の態度(私語、退席など)や出席も含めて評価する 
3発表/表現等 10  %学習意欲を出席や受講態度から評価する 
[教科書]
  1. 内科診断学, 金芳堂, ISBN:9784765311373
  2. わかりやすい内科学, 文光堂, ISBN:9784830620096
  3. 看護のための最新医学講座第14巻新生児・小児科疾患, 中山書店, ISBN:9784521624310
  4. 看護のための最新医学講座第15巻産科疾患, 中山書店, ISBN:4521624413
  5. 看護のための最新医学講座第12巻産科疾患, 中山書店, ISBN:4521625215
  6. 標準皮膚科学, 医学書院, ISBN:9784260003117
  7. 標準外科学, 医学書院, ISBN:9784260008655
  8. 標準整形外科, 医学書院, ISBN:9784260004534
  9. 麻酔科学 第8版, 金芳堂, ISBN:4765312275
  10. 標準泌尿器科学, 医学書院, ISBN:9784260009553
[参考書]
  1. 内科学書 新訂第3版, 中山書店, ISBN:9784521731735
  2. 新心臓学, 医学書院, ISBN:4260112953
  3. 内分泌・代謝病学, 医学書院, ISBN:4260170449
  4. 新消化器病学(1)(2), 医学書院, ISBN:426010716X
  5. ベッドサイドの神経の診かた, 南山堂, ISBN:9784525247171
  6. 脳神経外科学, 医学書院, ISBN:9784765313438