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授業科目名
担当教員
半導体量子科学特論
鍋谷 暢一/鳥養 映子
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTG513 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
半導体素子の微細化により生じる量子効果は電子物性、光物性などに大きな影響を与える。そしてその結果を利用することによってバルクではできないデバイスを実現することができる。各種半導体の量子構造について考察する。これらの技術の発展として、電子のスピン量子効果の活用と、電流を伴わないスピン流による情報伝達を目指すスピントロニクス技術の開発研究が進められている。各種半導体の量子構造とスピントロニクスの基礎から最先端までの科学と技術を修得する。
[到達目標]
(1)半導体結晶の微細化技術を理解する。<BR>(2)半導体結晶の量子構造の構造評価技術を理解する。<BR>(3)半導体結晶の量子構造の物性評価技術を理解する。<BR>(4)スピントロニクスの基礎を理解し説明できる。<BR>(5)スピントロニクス材料の物性を理解し説明できる。<BR>(6)スピントロニクス材料の設計方法を理解し実践できる。<BR>(7)スピントロニクス材料の作製および評価方法を理解し実践できる。
[必要知識・準備]
半導体物理、電子物性、量子力学
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %レポートの成績を総合して6割以上達成できている場合に合格と判定する 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.半導体結晶の微細化技術<BR>2.半導体結晶の量子構造の構造評価技術<BR>3.半導体結晶の量子構造の物性評価技術<BR>についてそれぞれ2、3週ずつ講義を行う。<BR><BR>8.スピントロニクスの基礎<BR>9.スピン軌道相互作用<BR>10.ホール効果とスピンホール効果<BR>11. スピン注入とスピン流<BR>12. スピントロニクス評価方法 2<BR>13. スピントロニクス評価方法 1<BR>14. スピントロニクスを利用したデバイス<BR>15. 今後の展望