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授業科目名
担当教員
有機化学特論
原本 雄一郎/桑原 哲夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTA501 2 (未登録) 1 前期 I
[概要と目標]
物質が本来持っている物理的・化学的性質以外に更に高度な性質を利用した機能性材料は、電子材料、医薬など多方面に実用化され、現在、将来において重要な先端技術である。本講義では情報記録・表示材料として利用されている機能性有機材料の基礎と応用に関する知見の習得を目指す。また,新規な材料開発の一つの手法として知られる超分子化学的観点に立脚し,これを基礎とするナノテクノロジーとバイオケミストリーについて取り扱い,これらの分野が融合した新たな超分子化学の領域の現状と課題解決に向けた将来への動向についても解説する。
[到達目標]
情報記録・表示材料として利用されている液晶,機能性色素,そして,ナノテクノロジーとバイオケミストリーの分野が融合した新たな超分子材料の性質を理解する。
[必要知識・準備]
学部での有機化学、有機工業化学を復習すると進展が早い。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %理解度、応用力を評価するためのクイズ形式の小テストかレポート 
2受講態度 20  %授業への積極性(挙手・発言等) 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.液晶とは<BR>2.低分子液晶と合成<BR>3.高分子液晶と合成<BR>4.強誘電性液晶と合成<BR>5.イオン性液晶と合成<BR>6.液晶半導体.導電性液晶メモリ<BR>7.イオン輸送性液晶,イオン性液晶潤滑油<BR>8.生体模倣<BR>9.分子認識<BR>10.超分子<BR>11.自己組織化,分子集合<BR>12.ロタキサン・カテナン<BR>13. ナノ構造体と解析<BR>14.ナノ構造を用いるセンシング<BR>15.機能性有機材料の将来