授業科目名
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環境計測評価特論
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時間割番号
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GLR505
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担当教員名
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鈴木 保任/坂本 康/風間 ふたば
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開講学期・曜日・時限
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前期・水・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的および概要>
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淡水、海水、土壌、大気など、様々な環境試料及び植物、動物に含まれる無機、有機成分の分析法、計測技術に関する知識と、それらから得られる情報を用いて環境を評価する手法について修得する。
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<到達目標>
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・環境物質の分析に用いられる組成分析法、構造解析法、局所・表面分析法の概要を修得する。<BR>・目的に応じて適切な分析、解析手法を選択する知識を修得する。<BR>・環境の分析、計測データの解析手法と、環境負荷の評価法の基礎を修得する。
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<授業の方法>
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講義を中心に実施し、グループディスカッションや検討結果のプレゼンテーションも実施する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 50 % | 単元ごとの講義内容を理解できているかどうかを評価する。 | 2 | 発表/表現等 | 50 % | 受講時の質疑応答により理解度を評価する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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環境を評価したり、保全のための対策を立てるには、環境の状態を正しく知ることが必要である。そのためには種々の分析法や解析法を駆使して情報を引き出し、理解しなければならない。本講義ではそのための知識を修得する。
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<テキスト>
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- 田中誠之、飯田芳男, 機器分析(三訂版), 裳華房, ISBN:978-4-7853-3133-7,
(機器分析法全般が解説されている教科書である)
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<参考書>
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- 特に指定しない
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<授業計画の概要>
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環境分析・計測法(鈴木)<BR>第1回 環境分析に用いられる手法の概要<BR>第2回 組成分析(原子スペクトル分析,質量分析法等)<BR>第3回 構造解析(X線回折分析法、赤外線分光分析法、核磁気共鳴分析法)<BR>第4回 局所表面分析法1(オージェ電子分光法、X線光電子分光法、電子線プローブ微小部分析法)<BR>第5回 局所表面分析法2(走査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡)<BR>第6回 目的に応じた分析法の選択1(組成分析、構造解析の事例)<BR>第7回 目的に応じた分析法の選択2(局所、表面の事例)<BR>第8回 前半のまとめと評価<BR><BR>環境解析・評価法(坂本・風間)<BR>第9回 物質動態解析の基本的考え方<BR>第10回 モデルの構築と活用法1 <BR>第11回 モデルの構築と活用法2<BR>第12回 環境データの解析手法<BR>第13回 環境影響評価とリスクアセスメント1<BR>第14回 環境影響評価とリスクアセスメント2<BR>第15回 後半のまとめと評価
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