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授業科目名 法律学講読I
時間割番号 EES223
担当教員名 森元 拓
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
本年度は近代日本の法思想のうち、明治期の法思想史について講義する。近代日本が西洋からどのように法思想を継受し、それをどのように変容したのか、という点に留意しつつ、戦前日本の法思想の特徴を抽出したい。
<到達目標>
(1) 法学の基本概念や法思想史の基本について理解する。
(2) 日本の近代化・西欧化について理解する。
(3) 戦前の日本の法思想について理解する。
<授業の方法>
授業は基本的に講義形式で行うが、受講者の問題関心や興味に基づいて柔軟に購読形式なども取り入れていきたい。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %授業に関して、各自の関心に基づいたレポートを課する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講に際しては、法学や法思想史に関する知識は必要ないが、戦前日本の政治史や法思想、社会思想、または近代西洋の哲学・社会思想などに興味・関心がないと、受講するのは苦痛に感じるかもしれない。
単位充足のためではなく、本講義のテーマに興味関心のある者の受講を希望する。
<テキスト>
  1. 大野達司、森元拓、吉永圭, 近代法思想史入門: 日本と西洋の交わりから読む, 法律文化社, ISBN:978-4589037664,
    (授業では教科書を使用するので、教科書を事前に購入しておくこと。)
<参考書>
  1. 必要に応じて、授業の中で適宜指示する。
<授業計画の概要>
1.ガイダンス
2.諸概念の継受(1) −法と正義
3.諸概念の継受(2) −「権利」の成立と「性法」
4.自然法思想(1) −人定法と自然法
5.自然法思想(2) −自然権論
6.自然法思想(3) −近代自然法論の展開
7.公と知識人(1) −「公儀」「公論」
8.公と知識人(2) −イギリス法思想の展開
9.公と知識人(3) −社会契約論とルソーの受容
10.公と知識人(4) −保守派の思想
11.憲法と自治(1) −議会の開設と自治論争
12.憲法と自治(2) −独逸学と進化論
13.憲法と自治(3) −伊藤の憲法調査と憲法制定
14.国家法人説と国体論争(1) −国体論の由来
15.国家法人説と国体論争(2) −天皇機関説論争


※授業では教科書を使用するので、教科書を事前に購入しておくこと。