授業科目名
|
学校保健管理(小児保健・学校安全・精神保健を含む。)
|
時間割番号
|
EEP241
|
担当教員名
|
小山 勝弘
|
開講学期・曜日・時限
|
前期・火・II
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
(未登録)
|
<授業の目的および概要>
|
学校保健は、学校において、児童生徒等の健康の保持増進を図り、学校教育活動に必要な健康や安全への配慮を行い、自己や他者の健康の保持増進を図ることができるような能力を育成することを目的として、校長を中心として全教職員が協力連携して推進する活動である。この授業では、教育基本法、学校教育法、学校保健安全法などによって定められる学校保健活動の全容を把握し、今日的役割の重要性について講義や学生相互のディスカッションを通して理解する。
|
<到達目標>
|
1.保健管理と保健教育の概要を理解する。<BR>2.各種疾病(生活習慣病、感染症)の成因と予防方法について理解する。<BR>3.学校安全や学校環境衛生活動や、保健室の役割について理解する。<BR>4.心の健康問題や発達上の課題について知り、支援方法について理解する。<BR>5.現代的な健康課題や、学校給食と食育について理解する。
|
<授業の方法>
|
講義,および演習
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 試験:期末期 | 50 % | 学校保健に関する知識度・認識度を評価する。 | 2 | 小テスト/レポート | 20 % | 自宅学習(レポート課題)を評価する。 | 3 | 受講態度 | 30 % | 質問・ディスカッションなど、積極的な取り組み姿勢を評価する。 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
現代の子どもたちは非常に多くの心身の健康問題を抱えています。彼らが健やかに学び、安全に成長していくために、学校保健が果たすべき役割について深く理解しましょう。
|
<テキスト>
|
- 衛藤隆、岡田加奈子(編), 学校保健マニュアル(改訂8版), 南山堂
|
<参考書>
|
(未登録)
|
<授業計画の概要>
|
第1回 オリエンテーション、学校保健の仕組みと行政・法律<BR>第2回 健康の評価方法(保健調査、健康診断、健康観察、健康相談)<BR>第3回 各種疾病メカニズムと予防方法 (1)生活習慣病を中心に<BR>第4回 各種疾病メカニズムと予防方法 (2)心臓、腎臓、アレルギー疾患を中心に<BR>第5回 各種疾病メカニズムと予防方法 (3)感染症を中心に<BR>第6回 児童生徒の心の発達<BR>第7回 発達や行動上の課題のある子どもたちへの対応と特別支援教育<BR>第8回 保健室の役割<BR>第9回 安全教育と安全管理<BR>第10回 危機管理(災害発生時の緊急対応、救急処置)<BR>第11回 現代的な健康課題(喫煙・飲酒・薬物乱用、性感染症、生活習慣の乱れ)<BR>第12回 学校環境衛生<BR>第13回 健康教育の体系<BR>第14回 学校給食と食育<BR>第15回 教職員の健康と地域と連携した学校保健<BR> まとめ
|