授業科目名
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熱力学
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時間割番号
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EEN302
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担当教員名
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長島 礼人
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開講学期・曜日・時限
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後期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的および概要>
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膨大な数の粒子からなる巨視的な系で成り立つ熱現象を,巨視的な物理量(圧力,温度,体積,内部エネルギーなど)のみを使って記述する理論体系である熱力学の基本的な考え方を学習する.
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<到達目標>
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カルノーサイクル,エントロピー,相転移など,熱力学から導かれる基本的な定理を理解し,これらを典型的な系に適用できる.
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<授業の方法>
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講義.毎回,宿題として数問の演習問題を課します.答案の提出締め切りは,次回授業の開始時とします.
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 59 % | 下記<授業計画の概要>に記す各項目に関連する基礎的な演習問題を解けるか | 2 | 試験:中間期 | 28 % | 下記<授業計画の概要>に記す(1)-(4)の項目に関連した基礎的な演習問題を解けるか | 3 | 小テスト/レポート | 13 % | 毎回の授業で課せられる宿題への答案の提出があって初めて,その回の授業に「出席した」とカウントします.出席回数が全体の2/3未満の場合,定期試験の受験資格は無しとします. |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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(未登録)
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<テキスト>
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- 田崎晴明, 熱力学, 培風館, ISBN:4563024325
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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第01週: 気体分子運動論,平衡状態の記述(1)<BR>第02週: 平衡状態の記述(2),Helmholtz の自由エネルギー(1) <BR>第03週: Helmholtz の自由エネルギー(2),断熱操作と内部エネルギー(1) <BR>第04週: 断熱操作と内部エネルギー(2)<BR>第05週: Carnot の定理<BR>第06週: 熱効率の上限<BR>第07週: エントロピー(1)<BR>第08週: エントロピー(2),中間試験<BR>第09週: Helmholtz の自由エネルギーの微分,Maxwell の関係式<BR>第10週: 変分原理と変化の向き(1)<BR>第11週: 変分原理と変化の向き(2),相転移(1)<BR>第12週: 相転移(2)<BR>第13週: Gibbs の自由エネルギー(1)<BR>第14週: Gibbs の自由エネルギー(2)<BR>第15週: 評価:総括・まとめ
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