授業科目名
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地球変動学
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時間割番号
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EEN232
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担当教員名
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福地 龍郎
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開講学期・曜日・時限
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後期・火・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的および概要>
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変動帯としての地球を理解するために,地球のレオロジー(変形や流動に関する科学)の基礎について学習した後,現在や過去の地震および火山現象を概観し,発生メカニズムについて考察して行く。また,日本列島や山梨県周辺の変動帯に関する最近の研究成果を元に将来の変動発生を予測し,防災に役立てる。
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<到達目標>
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地球を構成している岩石の物理的化学的性質を学習し,地球上で発生している変動がどの様なメカニズムで起こるのかを理解する。
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<授業の方法>
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講義形式で行う。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 理解度により評価する。 | 2 | 小テスト/レポート | 45 % | 課題研究への取り組み内容により評価する。 | 3 | 発表/表現等 | 5 % | 積極的に講義に参加して,自分の意見を発言する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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ダイナミックに変動している地球の姿を知って,教育現場で役立つ『キッチン地学』を新たに考案してくれることを期待します。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 杉村新, グローバルテクトニクス:地球変動学, 東京大学出版会
- 瀬野徹三, プレートテクトニクスの基礎, 朝倉書店
- 上田誠也, プレート・テクトニクス, 岩波書店
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<授業計画の概要>
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第1回:序論―地球重力場における変動<BR>第2回:地球のレオロジー入門<BR>第3回:地震波速度による地球診断<BR>第4回:地球磁場の成因<BR>第5回:地球の熱源とホットスポット<BR>第6回:プレートの回転運動とトランスフォーム断層<BR>第7回:中間まとめ・『キッチン地学』課題<BR>第8回:地質に記録された過去の地球変動<BR>第9回:マグマの発生メカニズム<BR>第10回:山梨県に分布する火山<BR>第11回:大陸地殻の形成と進化<BR>第12回:大陸の成長と分裂―ウィルソンサイクル<BR>第13回:日本列島の形成<BR>第14回:山梨県周辺の変動帯<BR>第15回:総括評価・まとめ
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