授業科目名
|
有機化学
|
時間割番号
|
EEN212
|
担当教員名
|
森長 久豊
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・月・I
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
(未登録)
|
<授業の目的および概要>
|
生物の組織はどれも有機化合物から成り立っている。われわれが食べる食品も、医薬品も、生活に必要な様々な物質も多くは有機化合物から成り立っている。有機化合物の化学を学ぶことは、生命や生物を理解するために必須である。この講義では、有機化合物の構造と結合、分子の形、対称性、命名法、反応機構、反応速度と熱力学等について学ぶ。また、分子が大きいとか複雑であるとかに関係なく、含まれる官能基によって有機化合物の反応性等の化学的な性質が支配されていることを学ぶ。
|
<到達目標>
|
有機化合物の化学結合から立体的な形が想像できる。有機化合物の基本的な官能基を識別できる。代表的な有機化合物の名称と構造式がわかる。化合物群ごとの特徴がわかる。代表的な反応機構を説明できる。
|
<授業の方法>
|
演習を中心とした授業で進める。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 試験:期末期 | 50 % | 基礎的な有機化学に対する理解力、論理的思考能力を問う記述式試験を行う。 | 2 | 小テスト/レポート | 50 % | 習熟度を確認する簡単な問題 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
有機化学の入門書は図書館にも多数収蔵されています。講義では十分に理解できなかった点は、教科書ばかりでなく他の入門書を参考にするなどして、有機化合物の反応性や物性に親しむ努力をしてください。
|
<テキスト>
|
- マクマリー有機化学概説 第6版, 東京化学同人, ISBN:9784807906628
|
<参考書>
|
(未登録)
|
<授業計画の概要>
|
第1回 混成軌道を学ぶ<BR>第2回 極性共有結合、酸と塩基を学ぶ<BR>第3回 官能基、分岐アルカンの命名法を学ぶ<BR>第4回 シクロアルカンの立体配座を学ぶ<BR>第5回 極性反応を学ぶ<BR>第6回 アルケンとアルキンの反応を学ぶ(1)<BR>第7回 アルケンとアルキンの反応を学ぶ(2)<BR>第8回 アルケンとアルキンの反応を学ぶ(3)<BR>第9回 芳香族化合物を学ぶ(1)<BR>第10回 芳香族化合物を学ぶ(2)<BR>第11回 芳香族化合物を学ぶ(3)<BR>第12回 立体化学を学ぶ(1)<BR>第13回 立体化学を学ぶ(2)<BR>第14回 立体化学を学ぶ(3)<BR>第15回 総括とまとめ
|