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授業科目名 数学セミナーI
時間割番号 EEM351 D
担当教員名 中村 宗敬
開講学期・曜日・時限 前期・金・VI 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
数の範囲を複素数にまで拡大する。数の性質のうち何が変わり,何が変わらないかを調べ,かつ拡張する利点は何かを学習する。
<到達目標>
1. 複素数の性質を列挙することができる。<BR>2. 複素数を用いることの利点を具体的に述べることができる。
<授業の方法>
積極的な学習態度を期待する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %日常的・自発的勉学努力,論理的思考能力 
2発表/表現等 50  %日常的・自発的勉学努力,論理的思考能力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
積極的な学習態度を期待する。
<テキスト>
  1. 片山 孝次, 複素数の幾何学 (新装版 数学入門シリーズ), 岩波書店, ISBN:400029833X
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
各回の授業では次の内容の学習を予定している。<BR><BR>1.負数と数の誕生<BR>2.回転<BR>3.複素数の定義<BR>4.複素平面<BR>5.複素数の乗法<BR>6.複素数と図形<BR>7.単位円周上の複素数<BR>8.1次関数<BR>9.リーマン球面<BR>10.円々対応の原理<BR>11.代数学の基本定理<BR>12.複素平面上の領域で定義された関数<BR>13.複素関数の微分<BR>14.正則関数と等角性<BR>15.正則な関数と正則でない関数