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授業科目名 住環境論
時間割番号 EEK331
担当教員名 田中  勝
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
住環境とは何か。快適で安心・安全な住環境とはどのようなものか。望ましい住環境を実現していく手だてについて考えていくために、住居内部から敷地、街区、地域・地区、都市に至るさまざまな単位・レベルでの住環境の現状や問題・課題を整理し、人間と環境との共生を目指した住環境計画の理論や技術について概説する。
<到達目標>
(1)住環境の定義、構成原理、内容について理解する。<BR>(2)日本の多様な住環境問題の内容を把握し、その解決策を考えることができる。<BR>(3)生活者として住環境をよりよいものにしていく態度やスキルを身につける。
<授業の方法>
授業ではプリントを配布し、ビデオや写真、パワーポイント等を積極的に活用する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 90  %授業理解力、論理的思考能力、問題設定/解決能力等 
2受講態度 10  %日常的勉学努力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
この授業は住居学における各論的な位置づけとなる。「住居学概論」(前期・火曜・2限)等の関連科目を受講しておくと授業内容が理解しやすい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 目でみる私たちの住まいと暮らし 第3版, 化学同人, ISBN:4759809465
  2. 後藤久監修, 最新住居学入門, 実教出版, ISBN:4407304626
<授業計画の概要>
1.住環境とは何か? <BR>2.都市の住環境(1)−都市計画とゾーニング<BR>3.都市の住環境(2)−建ぺい率と容積率<BR>4.都市の住環境(3)−土地区画整理事業等<BR>5.戸建て住宅の住環境−敷地<BR>6.戸建て住宅の住環境−庭の機能<BR>7.集合住宅(住宅団地)の再生とコミュニティ<BR>8.高層住宅の安心・安全 <BR>9.町並み保存と景観形成<BR>10.高齢社会の住環境整備<BR>11.室内環境(1)温熱環境<BR>12.室内環境(2)換気、採光・照明、遮音・防音 <BR>13.室内環境(3)シックハウス症候群<BR>14.環境共生住宅・エコハウス<BR>15.評価:総括・まとめ