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授業科目名 家庭経営学概論(家族関係学及び家庭経済学を含む。)
時間割番号 EEK201
担当教員名 神山 久美
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
 複雑・多様化した消費者問題の背景を理解し、公正で持続可能な社会の形成に参画していくためには消費者教育が必要である。中学校・高等学校の家庭経営学領域の学習内容を深化させ、現代の家庭経営に関する課題を見出し解決への方向性を探る。<BR> 中学校・高等学校の消費生活や家族などに関する授業について検討し、実践的な指導力を養う。
<到達目標>
・家庭経営に関する基本的な知識を修得する。<BR>・家庭経営に関わる諸問題に関して、現代社会の動向と結びつけながら理解する。<BR>・中学校・高等学校の家庭経営に関わる授業について、学習指導案を作成して授業実践を行う。
<授業の方法>
講義のほか、グループ・ディスカッション、課題発表等を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %基本的知識の獲得及び理解の評価 
2小テスト/レポート 30  %授業内課題及びレポートによる評価 
3受講態度 30  %出欠席・授業への参加意欲及び態度の評価 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 授業以外にも、現代生活の諸問題について、新聞やニュースなどで情報収集をしながら興味・関心を深め、自らの生活を主体的に形成する態度を養っていってほしいと思います。
<テキスト>
  1. 日本消費者教育学会関東支部監修, 新しい消費者教育〜これからの消費生活を考える〜, 慶應義塾大学出版会, ISBN:978-4-7664-2307-5
<参考書>
  1. 中学校「技術・家庭」(家庭分野)教科書、高等学校「家庭総合」教科書
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション<BR>2.変容する家族<BR>3.家族と法律<BR>4.消費者教育の必要性<BR>5.家計のしくみと構造<BR>6.ライフステージと生活設計<BR>7.社会保険制度とリスクマネジメント<BR>8.消費者問題の発生と消費者政策の展開<BR>9.契約と消費者トラブル<BR>10.消費者信用<BR>11.商品の安全性<BR>12. 消費者市民社会の構築に向けて<BR>13.指導案の検討<BR>14.授業提案<BR>15.総括