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授業科目名 保育内容総論
時間割番号 EEI231
担当教員名 加藤 繁美
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
保育実践を考える視点を、保育内容論に焦点をあてながら以下の点について検討する。
1.現代社会における幼児教育の基本課題
2.乳幼児期の発達課題と保育の目標 
3.保育内容、保育者−子ども関係を軸にした保育実践の構造
<到達目標>
1.保育カリキュラムの基本的考え方を理解する
2.保育カリキュラムの理論と実践の関係を理解する
3.保育カリキュラムの現代的課題を考える
<授業の方法>
講義形式の授業を基本としますが、テーマに対応してグループワークをしたり、相互に議論する内容を大切にします。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %保育カリキュラムの基本知識と実践分析力について試験します 
2小テスト/レポート 20  %授業レポートの内容 
3受講態度 10  %講義の内容をテキスト・参考書等でさらに深める能動的態度を評価します 
4発表/表現等 20  %グループワークの発表と批判的討論の質を評価します 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
自分の問題意識をもちながら、積極的に授業の構成者として参加することを期待します。
<テキスト>
  1. 加藤繁美, 対話的保育カリキュラム(上), ひとなる書房, ISBN:9784894641099
  2. 加藤繁美, 対話的保育カリキュラム(下), ひとなる書房, ISBN:978-4-89464-119-8
<参考書>
  1. 加藤繁美, 対話と保育実践のフーガ, ひとなる書房
  2. 加藤繁美, 子どもと歩けばおもしろい, ひとなる書房, ISBN:4098400782
  3. 加藤繁美, 五歳児の協同的学びと対話的保育, ひとなる書房, ISBN:4894640872
  4. 加藤繁美, 心の育ちと対話する保育の本, 学研教育出版, ISBN:978-4-05-405388-5
<授業計画の概要>
1.現代保育実践の課題と保育カリキュラム論
2.経験の履歴としてのカリキュラム(発達の物語)
3.5歳児に形成される自己内対話能力と対話的保育実践
4.意味を作る主体としての乳幼児の育ち(意味と語義の発達)
5.幼児の中に育てる対話的知性と保育カリキュラム
6.混同心性的思考(心理的融合状態)と幼児中期の保育カリキュラム
7.レッジョ・エミリアの保育に考える
8.戦前の対話的保育カリキュラム(倉橋惣三、戦前保育問題研究会、家なき幼稚園)
9.戦後の対話的保育カリキュラム(伝え合い保育、さくら・さくらんぼの保育)
10.戦後の対話的保育カリキュラム(安部幼稚園、和光幼稚園)
11.かけがえのない物語を紡ぐ対話的保育カリキュラム
12.対話的保育カリキュラムの構造
13.保育実践記録と保育者の力量
14.物語としての保育実践
15.総括評価・まとめ