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授業科目名 知的障害児心理学II
時間割番号 EEH202
担当教員名 松下 浩之
開講学期・曜日・時限 後期・月・I 単位数 2
<対象学生>
障害児教育コースおよび特別支援学校教員免許取得希望者(副免)
<授業の目的および概要>
知的障害および発達障害のある子どもへの教育的支援には、具体的で計画的な指導計画が不可欠である。本授業では、知的障害のある子どもの心理特性にもとづき、具体的な指導手続き立案のための理論的根拠として、応用行動分析学の基礎的知識を学修する。応用行動分析は、特に自閉症スペクトラムの子どもに対する心理学的支援として、エビデンスのある方法として知られている。本授業では、知的障害や自閉症スペクトラム障害を対象として、応用行動分析学にもとづいた指導手続きを立案するために必要な、行動の基本的な枠組みの理解を目的とする。
<到達目標>
1. 応用行動分析学に関する基礎的知識を習得し、行動生起のメカニズムについて説明できる。
2. 環境との相互作用という観点から、行動生起に影響する要因について説明できる。
3. 知的障害や自閉症スペクトラム障害のある子どもの示す行動上の問題について、機能的アセスメントにもとづいた支援計画を立案できる。
<授業の方法>
講義を中心に行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %期末試験 
2小テスト/レポート 50  %内容理解 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
理解が促されるように,なるべく多くの時事問題や事例を紹介したいと思います.ぜひ聴講してください.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. レイモンド・G.ミルテンバーガー, 行動変容法入門, 二瓶社, ISBN:978-4861080258
  2. 山口薫, 発達の気がかりな子どもの上手なほめ方しかり方〜応用行動分析学で学ぶ子育てのコツ〜, 学研教育出版, ISBN:978-4-05-404347-3
<授業計画の概要>
1. オリエンテーション
2. ターゲット行動の定義と観察記録
3. 行動を増やす手続き 〜強化〜
4. 行動を減らす手続き 〜弱化〜
5. 罰を用いずに行動を減らす手続き
6. 強化や弱化の効果を高める 〜動機づけ操作〜
7. 刺激性制御:弁別と般化
8. レスポンデント条件づけ
9. 新しい行動の形成技法 〜シェイピング・チェイニング〜
10. 行動の機能的アセスメント
11. 機能的アセスメントを用いた問題解決アプローチ
12. 特別支援学校における支援事例 〜行動契約・トークンエコノミー〜
13. 通常の学校における支援事例 〜集団随伴性・自己管理〜
14. 授業のふり返り
15. まとめ