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授業科目名 図形科学
時間割番号 EEA223
担当教員名 村松 俊夫
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
自己のイメージやデザインを、図形を用いて正確に第3者に伝達する手段としての図形科学を学ぶ。計量的・客観的作図技術を修得すると同時に、直観的形態認識力・感覚的空間把握力・論理的思考力を培い、高度な空間リテラシー、ならびに造形・構成・表現の基礎とする。
<到達目標>
学生が、3次元の立体・空間を表している2次元の図を読みとり、再度3次元の立体・空間を構築できるようになる。
<授業の方法>
毎回配付されたプリントによる作図演習で理解を深める。 主として立体に関する図形科学を中心に論説し、折にふれ関連のある平面の図形科学にも言及する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %作図によるペーパーテストを行う。 
2受講態度 30  %能動的な学習に取り組む姿勢、授業中の発言などの積極性。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業に遅刻するとそれまでの作図過程が理解できず、その日の演習が手付かずになる危険性が高い。 三角定規、コンパスなどの必要教材については、ガイダンス時に詳細に指示する。 複合的かつ弾力的に学習するので、進度状況に応じて内容が前後したり、また一部割愛される場合がある。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.ガイダンス 図学の目的・歴史・領域 <BR>  正投象の空間 第1角法と第3角法、画面の回転、画面配置の違い<BR>3.正多面体の表示1 正4面体の平面図と立面図 <BR>4.正多面体の表示2 立方体の平面図と立面図、正8面体の平面図と立面図 <BR>5.正多面体の表示3 対角線で直立している立方体の平面図と立面図、 <BR>6.平面図学1 √矩形・黄金矩形、一辺が与えられた正5角形、<BR>  円に内接する正5角形<BR>7.正多面体の表示4 底面の正5角形による正12面体の平面図と立面図 <BR>8.平面図学2 円錐曲線について <BR>9.切断・断面1 ピラミッドの切断面、「回転」と「副投象」による <BR>10.切断・断面2 円錐の各種切断面の実形、放物線、楕円 <BR>11. 相貫1 相貫点、立方体と直線、三角形と直線、三角錐と直線、円錐と直線 <BR>12. 相貫2 相貫線、正4角柱と3角柱の相貫体<BR>13. 展開1 切断された4角錐、実長・実角・実形、対角線の応用 <BR>14. 展開2 斜めに切断された円柱、円周の伸長、円周の12等分 <BR>15. 総括評価・まとめ