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授業科目名
情報処理
担当教員
西郷 達彦
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMA1122 1 1 前期
[学習目標]
 現在の高度情報化社会において、情報を効率的に利用するための技術を習得することは必要不可欠です。このことは、医療分野においても例外ではありません。情報を収集・交換し、加工し、発表するという一連の作業は研究の基本であり、現在医療分野において浸透しつつあるEBM(Evidence Based Medicine)を実践するにあたってもこれらの作業を効率的に行う能力は医療人として身につけておくべきものとなってきています。<BR> さて、この情報の効率的利用においてコンピュータは欠かせません。特に、パーソナルコンピュータ(PC)は広く普及し、もっとも身近に利用できるものとなっています。そこで、この講義ではPCについて正しい知識を習得し、PCの管理・運用、及びPC上で稼動するソフトウェアを用いた情報の効率的な利用方法等を学びます。情報を収集・交換し、加工し、発表するという一連の作業をPCを利用して効率よく行えるようになることをこの講義の最終目標とします。<BR><BR>履修上の注意事項<BR> この講義では、得られた知識を実際に利用できるようにするために、PCを用いた演習を行います。従って、ノート型PCの持ち込みを前提としています。(WORD,EXCEL,POWERPOINTがインストールされていること。ノート型PCが準備出来ない場合は担当教員に相談してください。)<BR> 基本的にこの講義は、受講生がオペレーティングシステム(OS)としてWindows系のものを使用していることを前提として進められます。
[授業計画
1.コンピュータの操作<BR>OSの基本操作を学び、タッチタイプを習得します。<BR>2.コンピュータによる情報の収集<BR>インターネットに関する倫理、ブラウザーの操作方法を学び、インターネットを利用して情報を収集することを修得します。<BR>3.コンピュータによる情報の交換<BR>メールを利用して情報を交換することを修得します。また,必要に応じて無線LANの設定をします。<BR>4.コンピュータによる文書作成<BR>ワープロソフト(Word)を利用して文書を作成することを修得します。<BR>5.コンピュータによる集計<BR>表計算ソフト(Excel)を利用して収集したデータなどを集計したり、グラフなどを作成することを修得します。<BR>6.コンピュータを利用したプレゼンテーション<BR>プレゼンテーションソフト(PowerPoint)を利用して人前で発表する方法を修得します。<BR>7.数学や統計学に役立つフリーソフトの利用<BR>グラフの作成など医学を含む諸科学に有用なソフトの使用法を学びます。
[到達目標]
1.コンピューターについて基本的な知識を習得し,OSの初歩的な操作が行える。<BR>2.ブラウザーやメールが使用できる。<BR>3.Word, Excel, PowerPointなどのソフトを使って,文書作成,データ処理などの基本的な操作が行える。<BR>4.様々なフリーソフトを使って文書やグラフが作成できる。<BR>5.タッチタイプができる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %スキル獲得度(ノートPCによる演習・課題提出等) 
2受講態度 20  %積極的に講義に参加しているか 
[教科書]
  1. 本橋永至, Rで学ぶ統計データ分析, オーム社, ISBN:978-4-274-21781-4,
    (データサイエンス1・2の講義でも用いる。)
[参考書]
(未登録)