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授業科目名 スペイン語中級I(総合A)
時間割番号 CSM202 B
担当教員名 木村 秀雄
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
2013年度からはじまったスペイン語中級の授業、甲府キャンパスでの授業は総合Aと総合Bという区分で、2つの内容の授業を行います(総合Aは火曜1限と木曜1限の二コマ開講:内容は基本的にー少なくともスペイン語の文法と練習の内容については、同じです)。<BR><BR>2013年度よりいろいろと試行錯誤した結果、今年の総合Aの授業では、1年間かけてスペイン語の文法を動詞の時制を中心に一通りマスターしつつ、ラテンアメリカやスペインといった、スペイン語圏の国々の地理と歴史について学んでいくことを目標とします。言い換えれば、語学と地域研究を兼ねた授業、ということになるかと思います。<BR><BR>なお、中級総合Bを取る人は、なるべくこの総合Aの授業を受講した上で、受講するようにして下さい(中級総合Aのみの履修はもちろん可能です)。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野スペイン語はスペインだけでなく、中南米の多くの国で話されています。そうした国々について知ることは、ことばを学ぶにあたってのモチベーションを高めるだけでなく、皆さんの視野を広げてくれるでしょう。
2能力と技能初級で習ったスペイン語の基礎を、さらに発展させる場にしたいと思っています。初級では現在形しか扱えませんでしたが、中級の授業では完了形、過去形、未来形、そして接続法など、様々な時制の使い方を学習します。
3 人間性と倫理性ラテンアメリカの多くの国々は、発展途上国と言われています。授業ではこうした国々の社会的な状況についても話をしていくつもりでいるので、皆さんにはその過程で色々なことを考えてもらいたいと思います。なお、時間とご希望があれば、スペイン語の映画を一本通して見て、社会的/歴史的な背景を考えるなどの機会を作りたいと思います。
<授業の方法>
文法面では、現在完了形、未来形、接続法現在形などの新しい時制を学び、こうした知識を活用して簡単な文章を読んだり書いたり、会話したりといった練習を行っていきます。<BR><BR>これと並行して、1年次の授業でも見たような映像資料などを活用して、ラテンアメリカやスペインなど、スペイン語圏の国々の地理と歴史について学んでいきます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %学期末に皆さんの文法知識ならびに、その他に何を学んでくれたのか、についての試験を行います。 
2小テスト/レポート 30  %文法事項がしっかり身についているか、小テストで随時確認します。 
3受講態度 30  %普段の授業で映像を見た際などに、簡単な感想のコメントを求めます。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
スペイン語を中級まで受講しようと考え、シラバスを見て下さってありがとうございます(1年の時の初級の授業をとって、スペイン語に興味を持って下さった、ということでしょうから)。なるべくなら、単位がそろっても後期まで受講し、スペイン語の過去形などについても学んで頂けたら、と思っています。なお、前期は忙しいので後期だけ履修する、という方でも対応できるよう、今年から前後期の役割分担を変えました。後期のみの履修という方も歓迎します。
<テキスト>
  1. 二宮哲, スペイン語文法の要点, 朝日出版社, ISBN:978-4255550657
  2. おもてなし5カ国語会話帳 英語 中国語 韓国語 フランス語 スペイン語, 双葉社, ISBN:978-4575306538,
    (日本にやってくる外国人に話しかけるようになろう、というのをテーマにした、ユニークな会話集です。私もスペイン語部分の翻訳に参加しました。著者割がきくので、受講者数が確定し次第、私の方で一括購入します。)

  3. 高垣 敏博(編集代表), ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典, 小学館, ISBN:978-4095061313,
    (別にこの辞書でなくてもかまいませんが、中級ですので辞書は必ず入手すること。)
<参考書>
  1. 佐々木直美, 旅の指さし会話帳・ペルー, 情報センター出版局, ISBN:978-4795829138
  2. 坂井 正人他編, ラテンアメリカ(朝倉世界地理講座−大地と人間の物語), 朝倉書店, ISBN:978-4254168044
  3. 高橋 均、網野 徹哉, ラテンアメリカ文明の興亡, 中公文庫(世界の歴史18), ISBN:978-4122052376
  4. ガブリエル・ガルシア=マルケス, 予告された殺人の記録・十二の遍歴の物語, 新潮社, ISBN:978-4105090135
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクション・中級の授業の概要について<BR>第2回 現在形の復習<BR>第3回 冠詞と比較の復習+語順について(1)<BR>第4回 冠詞と比較の復習+語順について(2)<BR>第5回 あいさつ表現と接続法現在<BR>第6回 接続法現在と「仮想」という考え方<BR>第7回 命令形1<BR>第8回 命令形2<BR>第9回 現在完了形1<BR>第10回 現在完了形2<BR>第11回 未来形1<BR>第12回 未来形2<BR>第13回 前期の総復習<BR>第14回 期末テストと解説<BR>第15回 試験結果の講評と前期の総括
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。