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授業科目名 中国語初級I
時間割番号 CCB101 C
担当教員名 後藤 英明
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 2
<対象学生>
工(土応)・看・生
<授業の目的>
中国語の発音表記の方法、基礎的な単語や文法を学ぶ。ピンインという発音表記の方法を習得し、表記された音を発音したり、聞いた音をピンインで書き取る技能を身に付ける。また、中国語の基礎的な構文を覚え、規則に沿って文を作れるようにする。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1能力と技能中国語の発音の基礎を習得することで、各音節を正しく発音し、聞いた発音の音節を正しく弁別できる。基礎的な単語を覚え、基礎的な文法を理解することで、平易な中国語の表現ができる。
<授業の方法>
基礎的な外国語会話の授業であるから、むろん講義形式で実施する。中国語における母音と子音の区別を正確に把握し、それを実際に発声し聴き取る力を養成する。同時に発音記号や中国の簡体字についてもしっかりと覚えてもらう。文法に関しては、課を追うにしたがって複雑さを増していき、またそれぞれが有機的に関連しあう事柄でもあるので、解説を聴き落とさぬよう安易に休まずに出席していただきたい。授業では、簡単な単語ないし文章については説明無しにその意味を学生に尋ねることもあるので、事前の予習は必須である。発声の面では、付属のCDを活用し、なるべく一人ひとりの発音をチェックできるようにしていきたい。会話篇に入った段階で学習の節目ごとに実施する小テストは、学生一人ひとりに発音することを要求し、それを10段階評価で審査することにより行う。前期授業は、中学1年次(あるいは小学校)の英語教育と同様、複雑な語法の理解を要求することはあまりなく、英語以上に難解な発音の習熟を主眼とするので留意されたい。なお、ある程度中国音が身についた時点で自分の名前の発音を学生自身に調べてもらい、以後、出欠の点呼は中国音による。その他、授業の合間に教員自らの留学体験等に基づく当世中国事情も紹介する予定。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %基礎的な文法を理解し、平易な中国語で表現する能力を評価する。 
2小テスト/レポート 30  %学習した各音節を正しく発音する能力を評価する。 
3受講態度 20  %授業中に出された課題を解く能力を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
継続は力なり。
<テキスト>
  1. 久米井敦子/飯島啓子, 改訂版 スタートライン中国語1 (CD付), 駿河台出版社, ISBN:9784411031013
<参考書>
  1. 姜晩成、王郁良, 精選日中・中日辞典, 東方書店, ISBN:4497200027
  2. 杉本達夫、牧田英二、古屋昭弘, デイリーコンサイス中日・日中辞典, 三省堂, ISBN:4385121842
  3. 相原茂, 中国語学習ハンドブック, 大修館書店, ISBN:4469231258
  4. 紹文周, はじめての中国語文法, 明日香出版社, ISBN:475690615X
  5. 相原茂、石田知子、戸沼市子, Why?にこたえる はじめての中国語文法書, 同学社, ISBN:4810200345
<授業計画の概要>
※ あくまで目安です。<BR>第01回  授業ガイダンス 発音理解:音節、声調、ピンイン、母音1<BR>第02回  発音理解:母音2、3<BR>第03回  発音理解:子音1<BR>第04回  発音理解:子音2<BR>(以降、基礎的な語法理解と会話の実践、実際の会話に活かせる作文力の養成を進める。なお、語彙や語法の習得に進んでも、発音理解の確認は繰り返し行う)<BR>第05回  語法理解:あいさつ、人称代名詞、「是」を用いる文、発音全般の試験<BR>第06回  語法理解:副詞「也・都」、名乗り方、第1課口頭発表<BR>第07回  語法理解:指示代名詞1、諾否疑問文<BR>第08回  語法理解:所有を表す「的」、第2課口頭発表<BR>第09回  語法理解:動詞述語文、疑問詞疑問文1<BR>第10回  語法理解:指示代名詞2、第3課口頭発表<BR>第11回  語法理解:形容詞述語文、反復疑問文<BR>第12回  語法理解:時刻・曜日・年月日の表現、第4課口頭発表<BR>第13回  語法理解:「几」と「多少」、名詞述語文<BR>第14回  語法理解:所有を表す動詞「有」、第5課口頭発表<BR>第15回  語法理解:「的」の省略、助数詞のさまざま、「二」と「両」<BR>第16回  前期習得事項のまとめ・総括評価
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。