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授業科目名 消費生活論
時間割番号 CBC017
担当教員名 神山 久美
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
 消費者を取り巻く環境が大きく変化し、複雑・多様化した消費者問題が発生している。消費者が消費者問題の背景を理解して、公正で持続可能な社会の形成に参画していくためには消費者教育が欠かせない。本授業では、自分自身の消費生活をふりかえりながら、生涯の消費生活を送るために必要な基礎知識を身に付け、消費者市民社会の形成に向けて、どのように意思決定し行動していけばよいか考える。<BR> 山梨県の資料等から、現在の消費生活や生活設計などにおける課題を見出し、その解決策について具体的な提案を行う。<BR> COC地域志向型共通教育科目対象科目 COC+地域教養科目対象科目
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野・消費生活に関する基礎知識を習得する。
・消費者を取り巻く環境、消費者問題が起こる背景を理解する。
・消費者市民社会の形成に向けて、消費者、事業者、行政が担う役割を理解する。
2 能力と技能・消費者市民として必要な批判的思考力や意思決定力をつける。
3 人間性と倫理性・倫理的消費(エシカル消費)について理解し、公正で持続可能な社会の実現に向けて考える。
<授業の方法>
講義のほか、グループ・ディスカッションを行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %知識の定着を問い、理解度を評価するため記述式試験を行う。 
2小テスト/レポート 40  %授業内課題の提出やレポートを課す。 
3受講態度 20  %出欠席・授業への参加意欲及び態度について評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1.テキストを購入し、授業時に持参すること。<BR>2.授業以外にも、消費生活の諸問題について新聞やニュースなどで情報収集をしながら興味・関心を深め、自分の生活を主体的に形成する態度を養うこと。
<テキスト>
  1. 日本消費者教育学会関東支部監修, 新しい消費者教育〜これからの消費生活を考える〜, 慶應義塾大学出版会, ISBN:978-4-7664-2307-5
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
※講義の順番や内容は変更することもある<BR>1.オリエンテーション(消費者教育の必要性)<BR>2.経済社会の発展と消費者問題の発生<BR>3.消費者政策の展開<BR>4.契約と商品・サービスの購入<BR>5.アルバイトについて<BR>6.生活設計の課題<BR>7.クレジットカードと多重債務問題<BR>8.商品の安全性<BR>9.情報化社会と消費者<BR>10.消費者問題の解決に向けて(県民生活センターとの連携授業)<BR>11.各ライフステージにおける消費者教育(幼児期・小中高校生期)<BR>12.各ライフステージにおける消費者教育(成人期)<BR>13.消費者志向経営(企業の社会的責任)<BR>14.消費者市民社会の構築に向けて<BR>15.総括評価:まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。