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授業科目名 観光学入門
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 CAS019
担当教員名 田中 敦
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
訪日観光客数はこの4年間で約3倍を超え、ついに年間2400万人を達成しました。また、山梨県でも観光客の増加が顕著で2014年には観光客数が3000万人を突破しました。また、こうした量的な拡大と合わせて、ICTの進歩に伴うスマートフォン、位置情報サービス、SNSの普及やOTA(オンライントラベルエージェント)の発展、民泊など新たなサービスの登場、アニメの聖地巡礼等のコンテンツツーリズムやMICE(国際会議、イベント等の総称)など新領域の成長など、急速な変化が進んでいます。 <BR>この授業では、第一線で活躍中の方をゲストに招いたレクチャーを交えながら、観光の現場で今、何が起きているのか、また今後どのような方向に向かっていくのか、地域とのつながりや影響を意識しながら一緒に考えていきます。<BR>※「COC地域志向型共通教育科目対象科目」「COC+地域教養科目対象科目」
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野「山梨」「日本」「世界」の観光に関する知識や視点を身につける。
国内外の観光客の動向や観光産業、観光地経営の現状を理解し、観光を通した産業振興や地域づくについての理解を深める。
2 能力と技能観光プロモーションプランの作成やグループワークやプレゼンテーションを通じ、チームワークと自分たちの考えをまとめ論理的にわかりやすく説明する能力と技能を高める。
<授業の方法>
観光産業界出身の担当教員によるレクチャー<BR>観光産業の現場で活躍されているゲストや専門家を招いてのレクチャー<BR>グループワークや学生によるプレゼンテーション<BR> (一方的な講義だけではなく、学生参加型の授業を行います。)
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %レポート・最終プレゼンテーション 
2小テスト/レポート 20  %中間レポート 
3受講態度 40  %リアクションペーパー・グループワーク等での発表、授業への貢献 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
観光は個人の趣味や余暇としても大変魅力的で楽しいものです。 この授業では、こうした「旅の楽しさ」を演出し提供する「観光ホスピタリティ産業」や観光客を受け入れる「地域」の視点から、観光学や観光産業論、観光地経営について、事例を交えて楽しく学んでいきます。<BR>・学部、学年を超えたランダムな編成によるグループワークの機会を数回持ちます。最後の山梨県の観光に関するプロモーションプランの作成、プレゼンテーションでは授業以外でも学生同士でのミーティングや準備が必要となります。<BR><テキスト><BR>観光概論(第10版)(株)JTB総合研究所<BR>(教科書は主に事前学習・復習用に使用し、授業はパワーポイントの投影資料を中心に行います)
<テキスト>
  1. 宍戸学 他, 観光概論(第10版), (株)JTB総合研究所
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1講 イントロダクション<BR>第2講 日本の観光の概況(1)<BR>第3講 日本の観光の概況(2)<BR>第4講 インバウンド(訪日観光)<BR>第5講 海外旅行<BR>第6講 ゲストスピーカー1(予定)<BR>第7講 観光地と世界遺産<BR>第8講 ゲストスピーカー2(予定)<BR>第9講 観光の新たな潮流(1)<BR>第10講 ゲストスピーカー3(予定)<BR>第11講 観光の新たな潮流(2)<BR>第12講 ディスティネーションとしての山梨県の魅力と課題<BR>第13講 観光まちづくりプランニング(グループワーク)<BR>第14講 観光まちづくりプランニング(プレゼン)<BR>第15講 まとめ<BR><BR>※なお、授業の内容や順番、構成はゲストスピーカーのスケジュール等で変更となる場合があります。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。