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授業科目名 特別支援教育総論
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 CAS006
担当教員名 里見 達也
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 2
<対象学生>
制限等なし
<授業の目的>
障害の概念及び特別支援教育の概念、特別支援教育が対象とする幼児児童生徒の教育の理念や制度についての基本的な理解を図る。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野特別支援教育の理念及び教育の制度や内容、対象児理解に関する基礎的知識を獲得する。
2 能力と技能特別支援教育の指導方法の基礎について理解する。
3 人間性と倫理性特別支援教育の理念について歴史的な観点から自分なりの意見を構築する。
<授業の方法>
講義形式を主とするが、模擬体験や視聴覚教材も随時取り入れ、五感を使った学びができるように工夫する。また、毎回授業で学んだことや疑問点を整理できるよう、リアクションペーパーの記入を実施する。さらに、価値観の多様性や連携の必要性を考えられるよう、他の学科学生とのグループワークや模擬ケース会も取り入れていく。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 75  %特別支援教育に関する基礎的知識を身につけたか。 
2小テスト/レポート 10  %自分の意見を簡潔にまとめられたか。 
3受講態度 15  %授業に意欲的に参加したか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
現在、障害のある子ども・人との共生が国際的な通念となっています。障害のある子どもの心理や教育に関する知識や発想は、通常の学級での教育のみならず広く一般的なさまざまな生活局面の中において、今まさに求められています。そこで、本講義では模擬体験等を通して、障害のある子どもをとりまく諸問題について、自分の体験や専門分野と照らし合わせながら積極的に思考する態度を望みます。*オフィスワークは木曜日5時限目に設定しています。
<テキスト>
  1. 小畑文也・鳥海順子・義永睦子編, Q&Aで学ぶ障害児支援のベーシック, コレール社, ISBN:9784876377169
<参考書>
  1. 山口勝弘・古屋義博編, 子どもの発達支援, 啓明出版, ISBN:4874480306
  2. 世界保健機関, 国際生活機能分類, 中央法規出版, ISBN:9784805844175,
    (3,500円(税抜き)
<授業計画の概要>
1   障害の概念(1):歴史的視点からの理解<BR>2   障害の概念(2):制度的視点からの理解<BR>3   障害児に対する支援・指導の基本的理解<BR>4   障害の理解(1):感覚障害の理解<BR>5   障害の理解(2):身体障害の理解<BR>6   障害の理解(3):知的障害の理解<BR>7   障害の理解(4):自閉症スペクトラム障害の理解<BR>8   障害の理解(5):学習障害の理解<BR>9   障害の理解(6):注意欠陥多動性障害の理解 <BR>10   障害の理解(7):言語障害の理解<BR>11   障害の理解(8):病・虚弱の理解<BR>12   障害の理解(9):重度・重複障害の理解<BR>13   特別支援教育の理解(1):乳幼児期の教育的支援<BR>14   特別支援教育の理解(2):卒業期・移行期の教育的支援<BR>15   学習の総括
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。