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授業科目名 住まいの地方性
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 CAS004
担当教員名 田中  勝
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
日本の住まいは地域の気候・風土、歴史、文化、生活様式などと深く関わりながら現在に至っている。歴史的町並みや集落の保存を目的とした重要伝統的建造物群保存地区は全国に110ヶ所あり、地区の個性や創意工夫を活かした持続可能な住まい・まちづくりとして注目を集めている。この授業では山梨県を含む日本各地の多様な住まいを取り上げ、材料・構法、間取り、空間構成、住宅規模・水準、外観デザイン、住み方等にみる「地方性・地域性」の実態とその形成要因について解説する。また、各地の民家ペーパークラフトづくりやワークショップを通して地域の住文化や地域に根ざした住まいづくりへの理解を深める。
「COC地域志向型共通教育科目対象科目」、「COC+地域教養科目対象科目」
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野講義、演習、及びグループ活動により、建築学、住居学、都市計画学等の基礎的事項を身につけ、日本各地(山梨県を含む)の住まいの地方性・地域性を理解し、各地の住まいの伝統文化とその多様性について説明できるとともに、地域に根ざした住まい・まちづくりのあり方や具体的な方法論を展開することができる。
<授業の方法>
前半部分はパワーポイント、DVD、プリント等を用いて講義形式で進める。数回の課題レポートを課す。後半部分では青森県、岐阜県、愛媛県、沖縄県、山梨県等を代表する民家をモデルとしたペーパークラフトづくりを用いた演習やワークショップを行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %授業理解力、情報収集・分析力、論理的思考能力等 
2受講態度 10  %日常的勉学努力 
3発表/表現等 60  %快適な住生活と住文化継承に向けた提案(独創性、構想力、表現力) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(1)建築学、住居学、小・中・高校の住教育に関心のある学生の受講を歓迎します。
(2)教材費(ペーパークラフト代、900円程度/人)がかかります。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 眞嶋二郎、田中勝, 住まいの地方性・地域性, 日本統計協会, ISBN:4822325458
  2. 住田昌二ほか, 現代住宅の地方性, 勁草書房, ISBN:4326700254
  3. 地域と住宅, 勁草書房, ISBN:4326700459
  4. 眞嶋二郎・田中勝ほか, 地域からの住まいづくり, ドメス出版, ISBN:4810706346
  5. 住まい・まちづくり学習研究会, 地域の住まい学習, ドメス出版, ISBN:9784810706871
<授業計画の概要>
1.住まいの地方性・地域性とは何か。〔授業内容・方法等の説明〕
2.日本の住宅事情〔住まいのキーナンバーから日本の住宅事情を読み解く〕
3.地域の住まいと住生活(1)−日本列島民家探訪(東日本編)〔北海道から沖縄までの代表的民家を概観する〕
4.地域の住まいと住生活(2)−日本列島民家探訪(西日本編)〔北海道から沖縄までの代表的民家を概観する〕
5.地域の住まいと住生活(3)−富山県〔散居村の形成と民家の特徴を知る〕
6.良好な町並み景観の形成−沖縄県竹富島〔伝建地区などの取り組みと事例紹介〕
7.古民家再生〔古民家再生の意義と事例紹介〕
8.山梨の住まい〜甲斐の家プロジェクト・エコハウスやまなし〜〔地域型木造住宅やエコハウス等の普及・啓発〕
9.山梨の建築文化〔山梨県建築文化賞受賞作品の紹介〕
10.海外の住まい〔ヨーロッパ及びアジアの住宅・都市の紹介〕
11.ペーパークラフトの制作(1)
12.ペーパークラフトの制作(2)
13.ワークショップ(1)−調査項目及び作業分担の検討
14.ワークショップ(2)−調査内容の取りまとめ
15.ワークショップ(3)〔グループ別発表と討議〕
※授業計画は必要に応じて内容構成を変更することがあります。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。