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授業科目名 材料評価とものづくり
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN037
担当教員名 林 丈晴
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的>
我々の身の周りには、多くの種類の材料がある。これらの材料は、変形しやすい/しにくい、壊れやすい/壊れにくい、硬い/やわらかい、もろい/ねばいなど様々な機械的性質を有する。本講義では、これらの様々な性質はどのように評価なされるかを述べる。さらに、その評価がどのようにものづくりに生かされるかを概説する。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野材料評価について理解し、その応用例を知っている。
<授業の方法>
板書、資料の配布、プロジェクタを使用し、講義形式で実施する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %授業内容の理解度 
2小テスト/レポート 20  %授業内容の理解度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
我々の身の回りの多くものは、簡単には壊れないように作られております。このために、材料評価は重要なプロセスとなります。専門にかかわらず、身の回りのことを知ることは重要です。専門が工学系とは全く異なる学生も本講義にチャレンジしてください。
<テキスト>
  1. 福田 勝己, 材料評価のおはなし (おはなし科学・技術シリーズ), 日本規格協会, ISBN:4542902900
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1. 応力とひずみ<BR>2. 引張試験<BR>3. 圧縮試験<BR>4. せん断試験<BR>5. ねじり試験<BR>6. 衝撃試験<BR>7. 硬さ試験1<BR>8. 硬さ試験2<BR>9. クリープ試験<BR>10. 疲労試験<BR>11. 表面粗さ・ぬれ性の評価<BR>12. ものづくりへの応用1(歯車の設計)<BR>13. ものづくりへの応用2(CAEのための物性値とその取得に必要な試験)<BR>14. ものづくりへの応用3(はんだの低サイクル疲労寿命試験)<BR>15. ものづくりへの応用4(はんだの接合部の熱疲労寿命評価)
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。