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授業科目名 メカトロニクス
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN030
担当教員名 石井 孝明/小谷 信司/鈴木 良弥/岡村 美好
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
「メカトロニクス」とは機械技術と電子技術、それに情報技術が融合された総合的な技術のことです。実は身の回りにはメカトロニクス製品がたくさんあります。カメラ、ミシン、プリンター、自動車、ロボットなど、ほとんどのものがコンピュータで制御されたメカトロニクス製品です。本講義では、多岐にわたるメカトロニクス分野の基本技術の概要をいくつかの例を通して学びます。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野メカトロニクス技術を理解し、技術者として知識と視野を広げる。
<授業の方法>
オムニバス方式で授業を行う。授業時間に各教員が中間試験(小テスト/レポートの場合もある)を行うので、教員の指示をよく聞くこと。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %授業理解度と文書作成表現力 
2受講態度 20  %日常の学習態度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
身近にあるメカトロニクス応用機器を紹介しながら学習効果を上げて行きたい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
岡村美好<BR> メカトロニクス技術の進歩は、高齢者や障がい者等の喪失あるいは低下した身体機能等を補い社会的不利を解消するための福祉機器にも大きな変化をもたらしています。<BR>ここでは、福祉機器の歴史と福祉機器で用いられているメカトロニクス技術について概説します。<BR>第1回 メカトロニクスと問題解決<BR>第2回 福祉機器とメカトロニクス技術の歴史<BR>第3回 最適化デザイン、まとめ<BR><BR>鈴木良弥<BR> 人間と機械の間で情報をやり取りする機構のことをヒューマンマシンインタフェイスといいます。ここでは、音声を機械に取り込む手法と取り込んでからのデータ処理手法の概要を説明します。<BR>第4回 ヒューマンマシンインタフェイス<BR>第5回 機械で音声の特徴を取り出す方法<BR>第6回 データ処理技法<BR>第7回 言語処理技法、まとめ<BR><BR>小谷信司<BR> メカニクスの巧みな技術を利用してフィルムカメラが誕生しました。その後、エレクトロニクス技術の進歩に伴い、デジタルカメラが生まれ、さらに情報技術の発展に伴い、小型軽量安価高性能になり、皆さんの携帯電話に搭載されています。<BR>第8回 光、波長、色、レンズの性質<BR>第9回 フィルムカメラの特徴<BR>第10回 デジタルカメラの特徴<BR>第11回 新しいカメラの紹介、まとめ<BR><BR>石井孝明<BR> 電気的入力から機械的出力を得たり、機械的入力から電気的出力を得たりする効果を持つ材料として圧電材料があります。まず圧電材料について触れた後、圧電材料を利用した応用例を紹介します。<BR>第12回 圧電材料とは<BR>第13回 通信的応用例<BR>第14回 動力的応用例<BR>第15回 特殊な応用例、まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。