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授業科目名 こころと行動のゼミナール
分類・系統健康福祉 社会系
時間割番号 CAH022
担当教員名 藤 修
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
全学生対象 人数制限40名
<授業の目的>
 ソーシャルスキルに関する参加体験型の学びを通して、一人一人の学習者が多様な他者とつながり、人間関係において自己や他者理解について考え、考察する。<BR> さらに、体験学習法や行動科学の知見から、ファシリテーターとしてのチーム・ビルディングに関する基礎技能を身につける。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野 人間の行動には意味があり、こころと行動はつながっている。それらを脳科学の知見から理解し、説明することができる。
2 能力と技能 人間が自己を理解し他者と協働するために「コミュニケーション」「リーダーシップ」「合意形成」「チーム・ビルディング」などをスキルを身につけ、日常生活の中で実践することができる。
3人間性と倫理性 講義や実習を通して学んだことを、日常生活の中で他者理解(思いやり)や人間関係づくりのスキルを実践するためのよりよく生きる指標づくりを目指す。
<授業の方法>
 ラボラトリー方式の体験学習をベースに、体験‐振り返り‐講義の「体験学習の循環過程」に基づいて授業を展開をしていきます。基本的には、各回のテーマに基づく体験(実習)からスタートします。 一部、反転学習による事前予習や1枚ポートフォリオによる振り返りを行います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %各回の体験を通して学んだことや振り返りを言語化(文章化)できるか 
2受講態度 30  %授業への積極的な参加と自己変容のための1枚ポートフォリオの記録内容 
3発表/表現等 30  %活動を通しての振り返りや自己変容など発表したり、表現(プレゼン・創作など)の的確さ 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
こころと行動の関係や人間関係や他者とのかかわりなどに興味をもち、社会人として成長したいと考えている人にとって、深い学びになると思います。講義の中では、自己開示や普段なかなか口にしない思いを伝える場面もあります。初対面の人でも、相手を尊重する気持ちをもって受講して下さい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.体験から学ぶということ =体験学習法の基礎=<BR>2.こころと行動の関係について  リフレクションの重要性<BR>3.実習と講義:自己概念 <BR>4.実習と講義:価値観・バイアス<BR>5.実習と講義:他者理解・自己理解<BR>6.実習と講義:コミュニケーション<BR>7.実習と講義:自己開示とフィードバック<BR>8.実習と講義:リーダーシップ<BR>9.実習と講義:コンフリクトとのつきあい<BR>10.実習と講義:グループプロセス<BR>11.実習と講義:コンセンサスと人間関係づくり<BR>12.ファシリテーションの技法:チーム・ビルディング<BR>13.ファシリテーションの技法:問題解決のフレームワーク<BR>14.ファシリテーションの技法:コーチング<BR>15.総括:
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。