授業科目名
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身心の健康とダンス・セラピー
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分類・系統 | |
時間割番号
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CAH020
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担当教員名
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木村はるみ
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的>
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ストレスフルな現代社会の中で、自分を見失わず、身心ともに健康であるために遊びや芸術行為は大切である。本授業では、ヨーガや呼吸法、オイリュトミーやダンス活動を通して自分と世界、自分と他者の平安で健全な在り方を考える。生きてゆくためのこころのワザ学を身につける。芸術論や身心論についても学ぶ。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 現代社会の抱えるこころの問題を考える。芸術療法の有効性、日常の見直し、
自然性の回復など、総論から各論、実践までを理解する。 | 2 | | 能力と技能 | 身心論の理解、諸ボディーワークを自ら実践して理解し、習得する。 | 3 | | 人間性と倫理性 | 積極的な態度。謙虚と感謝の気分。利他的なあり方、喜び。グループでの協力的なあり方。 |
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<授業の方法>
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実技と講義。実践と理論の両方を行う。グループでの調べ学習・プレゼンテーション。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 20 % | 講義の内容に関する理解度(知識)を評価する | 2 | 受講態度 | 60 % | 本授業は実技科目であるので、各出席時限で指定された活動への積極的態度(意欲)に加え、その場で生じた問題に対する個人的工夫(思考・判断)を総合的に評価する | 3 | 発表/表現等 | 20 % | 実技のみならず、理論的な側面にも研究的態度を持って積極的に臨む。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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どの民族にダンスがあります。芸能の力とは何でしょうか。東日本大震災後、芸能の力が見直されています。日本文化に残る祭りの多くは、災害や飢饉の後に作られ現在も継承されています。どのような時であっても「生きる力」を呼び覚まし悲しみや負の感情を乗り越え、人々に力を与えてきたのが歌や踊りなどの芸能でした。ダンスの中には静かに心を静めるものと元気に活性化するものと二つの要素が含まれ、どの人にもできることばかりです。自分の中のダンスを目覚めさせるワザを一緒に研究して行きましょう。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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以下の内容を行いますが、授業の順番ではありません。<BR><BR>1、オリエンテーション<BR>2、こころとカラダ<BR>3、ダンスの起源<BR>4、様々なダンス文化<BR>5、言葉と身体<BR>6、声と身体<BR>7、音と身体<BR>8、宗教行為ー芸術行為ー治療行為<BR>9、バイブレーション<BR>10、自己表現<BR>11、自他ともに認める世界<BR>12、セラピー<BR>13、調べ学習<BR>14、ミニ研究発表会<BR>15、総括・・・平安であるために。
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《土木環境工学科》 | A.技術者の責務の自覚
土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。 | ○ |
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