授業科目名
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頭と身体の運動学
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分類・系統 | |
時間割番号
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CAH006
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担当教員名
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木島 章文
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的>
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身体は筋骨格系とこれを動かす神経系で出来上がっている。我々は身体を自由に動かすことで毎日の生活を成り立たせているが、その仕組みは頭で完全に理解されているわけではない。こういった日ごろは意識されない身体動作の仕組みを、「頭と身体で」理解することが講義の目的となる。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 一見して「私自身」と理解しがちな身体が、我々の意識といかにかけ離れているかを例示して行く。この乖離を踏まえながら、日常生活において我々が自身(体)とうまく付き合う見識を得る。 |
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<授業の方法>
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講義
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 授業の理解度により評価する。 | 2 | 小テスト/レポート | 50 % | 授業の理解度により、受講生の質問を評価する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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(未登録)
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<テキスト>
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- 樋口貴広・森岡 周, 身体運動学−知覚・認知からのメッセージ, 三輪書店, ISBN:4895903192
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1 ガイダンス<BR>2 頭と身体がつくる意識体験<BR>3 身体意識に関する不思議な現象<BR>4 注意<BR>5 身体運動に対する意識の役割<BR>6 頭と身体を仲介する知覚情報<BR>7 光学的流動と慣性モーメントの利用<BR>8 移動行為における視線の機能<BR>9 身体図式の統合的性質<BR>10 環境情報の身体図式への取り込み<BR>11 運動学習の考え方<BR>12 運動出力の予測調整<BR>13 観察学習の限界と効用<BR>14 全身協応技能の自己組織性<BR>15 まとめ:頭と身体の運動学
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《土木環境工学科》 | A.技術者の責務の自覚
土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。 | ○ |
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