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授業科目名 スポーツジェンダー論
分類・系統健康福祉 社会系
時間割番号 CAH002
担当教員名 角田 聡美
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
性による身体構造によって、男女に期待されるものが異なる。それは、スポーツにおいても同様であり、スポーツ実践・活動の意義や許容範囲が性によって違うことが多い。本授業では、スポーツ場面における性の区分が構築された歴史的要因を確認し、将来における変容を展望する。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野スポーツにおける身体性と性に関する知識を理解する
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %本授業の重要事項60%以上理解することを求める 
2小テスト/レポート 10  %不定期に疑問と感想を求める 
3受講態度 10  %出席2/3以上 問いに対する真摯な態度 授業への積極的な参加 
4発表/表現等 20  %オリジナルな意見を発表することを求める 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
スポーツは性別で区分されることが多くあります。また、性別は身体によって分けられます。これらの区分は、当たり前のことのように思えます。この当たり前は本当に当たり前でしょうか?当たり前だと思っていたことに、疑問を感じてみて下さい。そして、その疑問に対し自分なりの「答え」を発見して下さい。スポーツに限らず、社会全体における性の区分や役割と関連づけても考えてみましょう。
<テキスト>
  1. 飯田貴子,井谷惠子(編著), スポーツ・ジェンダー学への招待, 明石書店, ISBN:978-4-7503-9044-4
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1. ガイダンス<BR>2. ジェンダーとスポーツに関する研究領域の概要<BR>3. ジェンダーとスポーツの歴史<BR>4. 近代スポーツの発展とジェンダー<BR>5. 文化におけるスポーツとジェンダーの機能<BR>6. スポーツにおける筋肉とジェンダー<BR>7. スポーツメディアとジェンダー<BR>8. 近代スポーツと身体観<BR>9. スポーツ活動における身体とジェンダー<BR>10. 身体教育によるジェンダーの生産<BR>11. ジェンダーによるスポーツの指向性<BR>12. 女性とスポーツをめぐる社会活動<BR>13. タイトルナインの歴史と現状<BR>14. 新しいスポーツ文化創造の可能性<BR>15. まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。