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授業科目名 社会文化教育学研究I
時間割番号 543001
担当教員名 後藤 賢次郎
開講学期・曜日・時限 前期・火・III 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
社会文化の教育について、特に社会科教育を切り口にして考察する。社会科は、社会認識を育てる教科である。まず、その社会科の教科としての理論的成立根拠について、日本における戦後初期社会科の教科観を中心に検討し、次に、それが成立後にさまざまな社会的・教育的要請に対応して如何なる変容をとげてきたのかを追跡する。そのことを通して社会科の持つ諸側面の検討を行い、最後に、現在の社会科が直面している諸問題について、諸外国の社会科的教科の在り方をも考慮に入れながら考察する。
<到達目標>
我が国における社会科の成立・展開史の把握と今後の課題の検討。
<授業の方法>
少人数授業の利点を活かし、講義と演習を組み合わせて行う。プレゼンテーションを課す。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %授業内容の理解・応用 
2発表/表現等 50  %各課題についての考察 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
各回ともに担当教員の講義を聞いた後で、その回のテーマに沿って討論を行い、互いの認識を深める。14〜15回目の総括的討論では、学習した内容を踏まえて学習者が考えたテーマでの発表を行い、全体で討議する。<BR><BR>1 イントロダクション<BR>2 「社会文化と教育」に関するフレームワーク<BR>3 社会科教育に関わる諸問題<BR>4 社会科教育史 (1) −初期社会科を中心に<BR>5  同上 (続)<BR>6 社会科教育史 (2) −第2−6次改訂社会科を中心に<BR>7 同上 (続)<BR>8 社会科教育史 (3) −第7次改訂社会科を中心に<BR>9 同上 (続)<BR>10 諸外国における社会系教科<BR>11 社会科の本質<BR>12 社会科研究の基本動向と今後の課題 (1)<BR>13 社会科研究の基本動向と今後の課題 (2)<BR>14 総括的討論 (1)<BR>15 総括的討論 (2)