山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 英語学特論演習I
時間割番号 542082
担当教員名 秋山 高二
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
英語教育専攻の大学院生
<授業の目的および概要>
社会言語学的立場から、言語の構造と機能を探求していく。特に英語の地域的・社会的方言、発話スタイルや談話分析、二言語併用、性差や階級差などに焦点を当てていく。英語の非言語伝達をも視点に入れていく。
<到達目標>
社会言語学的事象や語用論の知識を獲得することによって、これらを英語教育の現場で生かしていけるようにする。ミクロな立場から言語を分析するのではなく、マクロな立場から言語、特に現代英語の姿が捉えられるようにしたい。
<授業の方法>
毎回レポーターを決め、チャプターの内容をまとめていくが、同時に自分で調べた事項、感想などをも発表していく。その後、教師が関連する資料などを使いコメントしていく。時に応じてDVDやCDなどをも授業に取り入れていく。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %学習した事項の発展を期待したい。 
2受講態度 30  %自分の意見が言えるような熟読をしてきてほしい。 
3発表/表現等 30  %レポーターだけではなく、常に自分が発表者であるという認識がほしい。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
社会言語学に関する洋書を購読していくが、積極的に授業に参加してほしい。
<テキスト>
  1. Elaine Chaika, Language: the Social Mirror (Fourth Edition), HEINLE, ISBN:978-1-424-00432-4
<参考書>
  1. Peter Trudgill, Sociolinguistics: An Introduction to Language and Society(Fourth edition), Penguin, ISBN:0-14-022479-3
<授業計画の概要>
1. Introduction<BR>2. What is Language?<BR>3. Field Method<BR>4. Style of Speech<BR>5. Kinesics: The Silent Language<BR>6. Pragmatics and Conversation<BR>7. Ritual Nature of Conversation<BR>8. Orality and Literacy<BR>9. Everybody Speaks a Dialect<BR>10. The Myth of General American<BR>11. Bilingualism: Individual and Social<BR>12. Speech Communities<BR>13. Vocabulary and Gender<BR>14. Sociolinguistics and Professions<BR>15. Conclusion