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授業科目名
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指導教員
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環境浄化技術特論
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風間 ふたば/森 一博/遠山 忠
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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418164 | 2 | (未登録) | 1 | 後期 | 木 | II | ||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||
環境浄化技術特論では、水環境や土壌環境に対する環境負荷の軽減・修復方法について学ぶ。具体的には、有機汚濁物質、栄養塩類である窒素・リン、有害金属類や難分解性有機化学物質などの浄化技術として、物理化学的処理技術、生物学的処理技術や複合生態系機能強化技術などについての基礎を解説するとともに、最新の具体的な研究事例を紹介する。また、資源の持続可能な利用と負荷の低減を目指した廃水や廃棄物からの資源・エネルギー回収についても事例を紹介しながら解説する。さらに、アジアなどの地域特性に合わせた問題解決や社会実装に向けた方法論、ビジネスモデルや波及効果などの出口についても議論する。多国籍の受講者を対象とするため、英語の使用を前提とする。 | ||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||
1.環境汚染の歴史、背景と現状を理解する<BR>2.有機汚濁物質の浄化技術を理解する<BR>3.窒素・リンの浄化技術を理解する<BR>4.有害金属類の浄化技術を理解する<BR>5.難分解性有機化学物質の浄化技術を理解する<BR>6.廃水・廃棄物からの資源やエネルギー回収技術を理解する<BR>7.アジア地域の環境汚染問題解決と浄化技術の社会実装に向けた方法論、ビジネスモデルや波及効果について理解する | ||||||||||||||||||
[専攻の目標と講義の目標との関連性] | ||||||||||||||||||
水環境や土壌環境に対する環境負荷とその軽減・修復技術について基礎から応用までを理解することを通じて、流域環境管理の専門家としての知識を習得する。 | ||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
化学、生物学、環境工学に関する基礎知識を持っていることが望ましい。 | ||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||
第1回 環境汚染の歴史、背景と現状および環境浄化の考え方(風間・森・遠山)<BR>第2回 有機汚濁物質の浄化技術:汚濁物質の発生源、種類、汚染状況、問題点(森)<BR>第3回 有機汚濁物質の浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(森)<BR>第4回 窒素・リンの浄化技術:窒素・リンの発生源、汚染状況(遠山)<BR>第5回 窒素・リンの浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(遠山)<BR>第6回 有害金属類の浄化技術:有害金属類の発生源、種類、汚染状況(風間)<BR>第7回 有害金属類の浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(風間)<BR>第8回 難分解性有機化学物質の浄化技術:難分解性有機化学物質の発生源、種類、汚染状況(風間)<BR>第9回 難分解性有機化学物質の浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(森)<BR>第10回 廃水や廃棄物からの資源・エネルギー回収:廃水・廃棄物の発生状況、資源・エネルギーポテンシャル、資源・エネルギー回収の意義(森・遠山)<BR>第11回 廃水や廃棄物からの資源・エネルギー回収:廃水・廃棄物からの資源・エネルギー回収技術、最新事例、今後の展望(森・遠山)<BR>第12回 環境浄化の実習:浄化リアクターの試作、運転(風間・森・遠山)<BR>第13回 環境浄化の実習:性能評価のための化学・微生物学的分析(風間・森・遠山)<BR>第14回 アジア地域の問題解決、浄化技術の社会実装とビジネスモデルに向けた課題演習:問題の抽出、演習課題の説明と議論(風間・森・遠山)<BR>第15回 アジア地域の問題解決、浄化技術の社会実装とビジネスモデルに向けた課題演習:演習課題の発表と議論(風間・森・遠山) |