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授業科目名
担当教員
持続社会形成特論
竹内  智
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
328110 2 (未登録) 1 前期 I
[概要と目標]
持続社会形成専攻が目指そうとしている教育研究の目的を明確にすると共に、広い学問領域に渡って開講される本専攻の講義科目の相互の役割と位置付けを明確にするための講義。基幹講座が果たす多様な種類の評価方法の意味づけと相互の関係、協力講座が担う共生システムの意味づけを、それぞれの講義の概要を解説しながら明確にする。さらに連携講座が果たす地域の自然と持続可能性の関係について概説して専攻の創設目的と学ぶべき内容を明らかにする。
[到達目標]
現代社会が直面して課題でとしての非持続可能な社会構造の本質が何であるかを理解すること。併せて、持続可能な社会へ転換するために解決すべき課題を明確にすること。さらにそれら課題を解決するための方策を考えられるようになること。
[必要知識・準備]
社会人短期在学制度の入学する社会人や、他学部からの入学生もいるので、特別な専門的知識は要求しない。しかし、現代社会で直面する多くの課題に興味を持ち、その要因を探求する姿勢をもって欲しい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %講義の途中で複数回にわたりレポート提出させ理解度を評価する。 
2受講態度 20  %講義についての姿勢や態度、学習意欲を評価する。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.循環システム工学科から持続社会形成専攻へ<BR>  物質循環・情報の循環、経済の循環の関わりについて<BR>  3つのトラック 持続社会ガバナンス、環境分析・エネルギー、応用情報<BR><BR>2.物質循環の基礎と応用<BR>  宇宙における地球の進化<BR>  南極から地球環境を考える<BR>  いろいろな物質の循環(炭素・窒素・イオウ・リン・水など)<BR>  まとめレポート<BR><BR>3.情報循環の基礎と応用<BR>  温暖化懐疑論と情報の在り方<BR>  温暖化シミュレーション<BR>  人口資源シミュレーション<BR>  まとめレポート<BR><BR>4.経済循環の基礎と応用<BR>  再生可能エネルギーと経済性<BR>  原子力発電とエネルギー政策<BR>  リニア中央新幹線構想と経済<BR>  まとめレポート<BR><BR>5.持続社会形成に向けて<BR>  環境と人間の安全保障<BR>  資源循環型社会から持続可能社会へ<BR>  まとめレポート