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授業科目名
担当教員
皮膚光学特論
藤間 一美
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
327740 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
目標は二つあって、一つは光の散乱、吸収が複雑に組み合わされた物体の光学特性、輻射エネルギーの物理を理解すること。もう一つはそれを皮膚に具体的に応用して皮膚の見え方、つや、肌理といった量を工学的にどう制御するかを知ることである。
[到達目標]
二つの目標の両方あるいはいずれか一つについて理解を深め、皮膚以外の対象についても光学の知識を応用出来ること、または皮膚の見え方からそれを診断する方法を説明出来ること。
[必要知識・準備]
基礎的な電磁気、波動光学の知識。光の吸収、散乱を理解するための物性論の基礎。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %光学の知識を皮膚の見え方の理解に役立てられるか 光学の知識を皮膚の見え方の理解に役立てられるか 
2発表/表現等 40  %散乱の基礎知識を習得しているか 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
"  ※注意事項:前年度課程認定の際に文部科学省から指摘された事項です。<BR>    1.シラバス様式で「参考書」などが空欄の箇所は記載すること<BR> (参考書などがないのであれば、同欄に「なし」と書くこと)。<BR>    2.シラバス様式で「講義項目」は、各回ごとに記載すること。<BR><BR>第1回 皮膚の表面と内部構造、散乱体と光学的な厚み<BR>第2回 実験的に観測される皮膚の内部<BR>第3回 平面的な層構造をもつ物質による光の散乱<BR>第4回 凸凹のある表面からの光の散乱<BR>第5回 散乱の基礎理論<BR>第6回 微少な球形の散乱物質によるレーリー散乱、ミー散乱<BR>第7回 球形でない散乱物質による散乱能、吸収能<BR>第8回 中間のまとめと復習<BR>第9回 血色の良い肌色、日焼けした肌色、ヘモグロビンとメラニンの役割<BR>第10回 アザ、シミ、加齢による光学特性の変化<BR>第11回 幾何光学による皮膚光学のシュミレーションーモンテカルロ法<BR>第12回 波動光学による皮膚光学のシュミレーションーFDTD法<BR>第13回 肌色の補正、そのための化粧品用粉体の構造<BR>第14回 紫外線防御剤<BR>第15回 まとめと予備"