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授業科目名
担当教員
植物栽培生理学特論<BR><font color="red">(本年度非開講)</font>
鈴木 俊二
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
326620 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
植物を食料生産や環境保全に利用するためには,その生理特性を理解する必要がある。今日の分子生物学の進歩は,植物の生命活動を分子レベルで理解し,さらに分子レベルで育種することを可能にしつつある。本講義では,植物の生命活動のなかでもブドウの生理学(成長と果実の成熟),栽培学(病害虫防除)に焦点を当て,その分子生物学的知見ならびに,最新の遺伝子・細胞工学技術のブドウ栽培への応用を解説する。
[到達目標]
講義項目に示したいろいろなキーワードについて理解できるようにする。<BR>植物が成長する上で必要な生理現象を理解し,植物を栽培する上で直面する課題について,自分の意見が持てるようにする。
[必要知識・準備]
基礎生物学の知識を持っていることが望ましいが,生物学を学んでいなくても問題はない。講義を通して植物生理学、植物栽培学に関心,興味を持ってもらう。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %定期試験の結果により評価する。 
2発表/表現等 60  %テーマ発表(2回を予定)も評価の対象とする。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 植物生理学(第3版), 培風館, ISBN:4563077844
  2. 新編 植物病理学概論, 養賢堂, ISBN:4842598069
[講義項目]
1. ブドウ栽培入門(ブドウの四季)<BR>2. 果実の成分学I(糖)<BR>3. 果実の成分学II(有機酸)<BR>4. 果実の成分学III(フェノール化合物)<BR>5. 果実の成分学IV(香り成分)<BR>6. 果実の軟化(細胞壁の化学構造)<BR>7. 果実成熟と遺伝子発現<BR><BR>8.  ブドウの病気を引き起こす原因<BR>9.  病気に対するブドウの抵抗性機構<BR>10. ブドウ栽培における農薬散布とその課題1<BR>11. ブドウ栽培における農薬散布とその課題2<BR>12. ブドウ栽培における遺伝子・細胞工学の利用1<BR>13. ブドウ栽培における遺伝子・細胞工学の利用2<BR>14. ブドウ栽培の課題とその解決法<BR><BR>15. 評価:総括・まとめ