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授業科目名
担当教員
有機物質化学特論第一
桑原 哲夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
325600 2 (未登録) 1 前期 I
[概要と目標]
我々人間が直面する環境,エネルギー,医療などが抱える様々な課題に対して,これらの課題に取り組み,対応するための手法として種々のアプローチが挙げられる。超分子化学は,これら幅広い分野の課題を解決するための一つのアプローチとして有用である。本講義では,超分子化学的観点に立脚し,これを基礎とするナノテクノロジーとバイオケミストリーについて取り扱い,これらの分野が融合した新たな超分子化学の領域の現状と課題解決に向けた将来への動向について解説する。
[到達目標]
ナノテクノロジーとバイオケミストリーの学術横断的領域である超分子化学の分野との関連分野に関する基礎と応用,また,現状について理解するとともに,これら分野への視野を広げ,幅広い知識と知見を修得し,説明・解説することができる。
[必要知識・準備]
学部での有機化学、有機工業化学を復習すると進展が早い。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %理解度、応用力を評価するためのクイズ形式の小テストかレポート 
2受講態度 50  %授業への積極性(挙手・発言等) 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 大河原信 他, 機能性色素, 講談社サイエンティフィック
  2. 有賀克彦 国武豊喜, 超分子化学への展開, 岩波書店
[講義項目]
1.生体模倣<BR>2.分子認識<BR>3.超分子<BR>4.自己組織化,分子集合<BR>5.ロタキサン・カテナン<BR>6. ナノ構造体と解析<BR>8.ナノ構造を用いるセンシング<BR>9.バイオセンサ<BR>10.ナノアレイ<BR>11.ナノバイオDDS<BR>12.ナノ構造を利用する医療<BR>13.ナノバイオマシーン<BR>14.まとめ