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授業科目名
担当教員
バイオメカニクス特論
伊藤 安海
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
321041 2 MM 1 後期 III
[概要と目標]
バイオメカニクスは,生体の構造と機能を力学的視点から解析し,得られた成果を医学的診断,治療技術,並びに工学的・工業的技術の開発に応用する学問である.本講義ではバイオメカニクスの基礎と応用,医療・福祉工学に関連する内容について説明する.
[到達目標]
1.バイオメカニクスの基礎的事項を理解する.<BR>2.バイオメカニクスの歴史と現状を把握する.<BR>3.生体の力学的性質を理解する.<BR>4.医療・福祉工学を理解する.<BR>5.人体損傷評価に基づく機器の安全性評価を理解する.<BR>6.バイオメカニクスの法科学への応用を理解する.
[必要知識・準備]
材料力学の知識を習得していること.
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %授業理解力 
2受講態度 30  %学習意欲など 
3発表/表現等 40  %課題に対する理解度や内容の的確さなど 
[教科書]
  1. 伊藤安海,鍵山善之, イラスト医工学 −バイオメカニクスから科学捜査まで−, アドスリー, ISBN:978-4-904419-69-4,
    (2017年4月初版発行)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.講義の進め方の説明,バイオメカニクス概説<BR>2.バイオメカニクスの歴史<BR>3.骨の力学的性質<BR>4.生体軟組織の力学的性質<BR>5.細胞や繊維の力学的性質<BR>6.血管の力学的特性<BR>7.動脈硬化と血管弾性<BR>8.骨格系のバイオメカニクス<BR>9.生体の機能的適応と再構築<BR>10.バイオメカニクスの医療工学(医療機器)への応用<BR>11.バイオメカニクスの福祉工学(福祉機器)への応用<BR>12.インパクト・バイオメカニクス<BR>13.人体損傷に基づく自動車,ロボットの安全基準<BR>14.バイオメカニクスの法科学(科学捜査)への応用<BR>15.総括評価・まとめ