授業科目名
|
観光政策科学概論
|
時間割番号
|
L42000
|
担当教員名
|
田中 敦/菊地 淑人
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・木・III
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
(未登録)
|
<授業の目的および概要>
|
この授業は、2016年4月に新設される観光政策科学特別コースの入門科目として設置されるものである。今後、本コースでは「観光経営・ビジネス分野」と「観光行政・計画分野」の大きく2つの領域について学修を進めていくこととなるが、この授業は2つの領域を担当するそれぞれの教員が7回ずつ授業を担当し、今後の山梨のリーディング産業の1つである観光分野について「経営」と「政策」の両方の視点からその全体を俯瞰しながら概要を学び、今後の学習の方向性について考えていく。
|
<到達目標>
|
・国内外の観光の現状や課題、観光政策について概観し、観光学に対する全体像を掴む<BR>・観光産業、観光経営について事例を通じて基礎的な知識や学習、研究方法を知る<BR>・山梨県の観光政策に関する概要を知り、行政と地域、産業との関係を考える。
|
<授業の方法>
|
■経営分野<BR>事前課題に基づく発表やグループワーク、プレゼンテーションを取り入れながら、一方的な講義だけではなく学生参加型の授業を行う。また、ゲストレクチャーも実施する予定。<BR>■政策分野<BR>スライド、映像等を用いた講義形式を基本に進めるが、適宜、受講生に自らの考え方などについて発言を求め、双方向の授業としていく。各回の終わりに、講義内容に対する自らの考え方・質問・感想等をリアクションペーパーにまとめる時間を設け、その提出を求める。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 試験:期末期 | 20 % | 講義内容の理解度、事象に対する論理的分析力 | 2 | 試験:中間期 | 20 % | 講義内容の理解度、事象に対する論理的分析力 | 3 | 受講態度 | 60 % | リアクションペーパー・プレゼン発表、授業に対する意欲と関心、講義 内容に対する課題意識 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
・本科目では観光経営・ビジネス分野および観光政策・計画分野で必要な観点について俯瞰的に講義する。2年次以降の専門的な学習で、具体的にどのようなことを学んでいくのかを大局的にイメージできることを目標に受講してほしい<BR>・自分の考え方や意見を臆せず話せることは社会に出てからも大切な能力である。授業では受講生の積極的な発言を期待する
|
<テキスト>
|
(未登録)
|
<参考書>
|
- 岡本伸之編, 『観光学入門 ポスト・マス・ツーリズムの観光学』, 有斐閣
|
<授業計画の概要>
|
第1講 ガイダンス(田中・菊地)<BR>第2講 日本の観光の概況 1<BR>第3講 日本の観光の概況 2 <BR>第4講 観光産業・観光経営の全体像と特色について 1<BR>第5講 (ゲストスピーカー[予定])<BR>第6講 観光産業・観光経営の全体像と特色について 2<BR>第7講 グローバルなツーリズムの潮流と課題<BR>第8講 まとめ中間発表 <BR>第9講 地域のイメージ/「観光」とは?/地域づくりのツールとしての観光<BR>第10講 「持続可能な開発」と観光<BR>第11講 日本における観光と観光政策の歴史 <BR>第12講 観光地と観光資源/観光における行動/着地型観光とニューツーリズム<BR>第13講 観光に関連する機関・法・政策・計画<BR>第14講 地域資源の保護・保全と観光資源化 <BR>第15講 まとめ(今後の学習展開に向けて)/試験
|