授業科目名
|
特別講義III
|
時間割番号
|
L11006
|
担当教員名
|
中川 敦史
|
開講学期・曜日・時限
|
集中・(未登録)・(未登録)
|
単位数
|
1
|
<対象学生>
|
生命工学科4年次
|
<授業の目的および概要>
|
生命工学研究の最前線<BR>「放射光を利用した生体高分子の構造解析」
|
<到達目標>
|
蛋白質は生命現象を支える代表的な高分子である。アミノ酸が一次元的に配列した蛋白質は、折りたたまれて特異的な立体構造を形成すること により、機能物質 としての多様な役割を果す。本講義では、蛋白質の原子構造に基づく機能発現に関する理解と最新の構造解析法の原理から 応用までを理解することを目的とする。
|
<授業の方法>
|
講義形式で行ない、重要なポイントについて討論する。レポート課題を出す。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート | 50 % | 講義内容の要約、感想のレポートの提出。A4 2枚 | 2 | 受講態度 | 50 % | 授業態度など |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
この特別講義は、X線構造生物学の方法、研究成果についての講義で、ぜひなるべく多くの学生の受講を希望します。
|
<テキスト>
|
(未登録)
|
<参考書>
|
- エッセンシャル細胞生物学 , 南江堂
|
<授業計画の概要>
|
1. タンパク質の立体構造の復習。一次構造、二次構造、三次構造<BR>2. タンパク質の立体構造がタンパク質の機能を実現すること。<BR>3. 放射(シンクロトロン)光とは。X線結晶学の基礎と放射光の基礎<BR>4. 蛋白質の結晶化、結晶解析の手法<BR>5. 蛋白質の構造と機能解析<BR>6. 構造生物学の将来<BR>7. 構造生物学データの利用<BR>8. 総括
|