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授業科目名 基礎生化学
時間割番号 L10002
担当教員名 楠木 正巳
開講学期・曜日・時限 後期・火・III 単位数 2
<対象学生>
生命工学科、地域食物学科1年次生が対象。
<授業の目的および概要>
 生化学の入門と基礎。生化学I、生化学II の基礎となる。生命現象を物質レベルで理解する生化学の初歩から学ぶ。さらに、熱力学も学ぶ。
<到達目標>
 水の性質、アミノ酸、核酸、蛋白質、糖、脂質、生体膜、酵素、熱力学の基本を理解する。
<授業の方法>
講義、演習、レポート
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %基本的なことを正しく理解していることを判定する。 
2小テスト/レポート 10  %理解度を深める。 
3受講態度 20  %自発的に授業に参加し、理解を深めることが重要である。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 この講義では、生物を物質、分子の集合として理解する生化学という分野の基礎を学ぶ。細胞生物学、微生物学、分子生物学、生理学などの分野でも、生化学の知識は前提条件とされているので、重要である。
<テキスト>
  1. 田宮, ヴォート基礎生化学 第4版, 東京化学同人
<参考書>
  1. 田中、荒井 著, フレンドリー物理化学, 三共出版
<授業計画の概要>
第1回 : アミノ酸<BR>第2回:DNAとRNA<BR>第3回:タンパク質の高次構造、核酸の高次構造、生体高分子を支える力<BR>第4回:酸、塩基と平衡定数<BR>第5回:アミノ酸,タンパク質の酸塩基平衡<BR>第6回:ミオグロビンとヘモグロビン<BR>第7回:糖<BR>第8回:脂質と生体膜<BR>第9回:膜輸送<BR>第10回:酵素<BR>第11回:熱力学第一法則<BR>第12回:生成エンタルピー、ヘスの法則<BR>第13回:エントロピー<BR>第14回:自由エネルギーと平衡定数<BR>第15回:総括,試験