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授業科目名
指導教員
構造工学特論
吉田 純司/岡村 美好
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
418012 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
大半が社会資本である土木構造物を設計していくための照査方法として、性能照査型設計法が採用されようとしている。本授業では、性能設計を行う上で必要不可欠な,構造物の性能予測の手法について学習する.
[到達目標]
性能照査型設計に基づいた土木構造物の設計に関する基礎知識を修得し、実設計に適用できる能力を身につける。また,性能照査のための,非線形の復元力に関するモデル化手法,振動解析手法について自らプログラムを作成できる能力を身につける.
[専攻の目標と講義の目標との関連性]
1.社会基盤施設の非線形挙動を予測するための解析手法を身につける.<BR>2.自ら解析を実施するためのコードを実装できる.<BR>3.解析結果の妥当性を検証するとともに,それを応用した考察・推論等ができる.
[必要知識・準備]
構造力学および構造動力学の基礎的な知識を必要とする.
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %レポートの問題にすべて解答し,期限までに提出する. 
2受講態度 60  %講義に出席し,積極的に取り組む. 
[教科書]
  1. 特に指定しない
[参考書]
  1. 特に指定しない
[講義項目]
1.性能設計の定義<BR>2.構造物のモデル化<BR>3.デバイス・構造・材料の非線形復元力モデルの紹介<BR>4.バイリニアモデルとその数値計算手法<BR>5.非線形振動問題の解析手法<BR>6.非線形振動問題のプログラム例の解説<BR>7.有限要素法の基礎方程式<BR>8.有限要素法による離散化<BR>9.ファイバーモデルを用いた解析手法<BR>10.ファイバーモデルによる2次元解析プログラムの解説<BR>11.ファイバーモデルによる2次元解析プログラムでの解析例<BR>12.ファイバーモデルによる2次元解析プログラムを用いた結果と考察