授業科目名				担当教員
環境政治学特論				金　　基成
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
328210	2	(未登録)	1	前期	月	II
［概要と目標］
持続可能な発展（sustainable development）の意味・政策・ガバナンスに関する諸論点と政治過程上の課題について学び、持続可能な社会の実現に向けた統合的で具体的なビジョンが描ける能力を身につける。とりわけ、1987年に公刊された「環境と開発に関する世界委員会」の報告書（ブルントラント報告書）を叩き台としつつ、グローバル・ナショナル・ローカルレベルでどのような試みが行われ、どのような課題が残されているのかについて、最先端理論と先進事例を通じて学ぶ。
[到達目標]
持続可能な社会のあり方について理解する
［必要知識・準備］
教科書の内容を踏まえて、下記のスケジュールに示されている各テーマについて調べ、報告と討論を行う。
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  40  % 期末レポート。  2 受講態度  20  % 授業への積極的な参加など。  3 発表／表現等  40  % 発表と討論におけるパフォーマンス。
［教科書］
The World Commission on Environment and Development, Our Common Future, Oxford Paperbacks 環境と開発に関する世界委員会, 地球の未来を守るために, 福武書店
［参考書］
授業時に紹介する。
［講義項目］
第１回　持続可能な発展とは<BR>第２回　ブルントラント報告書<BR>第３回　基本的ニーズ<BR>第４回　地球生態系の許容能力<BR>第５回　人口政策の諸論点<BR>第６回　食糧・農業政策の諸論点<BR>第７回　生物種多様性保護政策の諸論点<BR>第８回　エネルギー政策の諸論点<BR>第９回　産業政策の諸論点<BR>第１０回　 都市政策の諸論点<BR>第１１回　コモンズ管理の諸論点<BR>第１２回　持続可能な発展戦略<BR>第１３回　持続可能な発展と民主主義<BR>第１４回　期末論文テーマの発表と討論（1）<BR>第１５回　期末論文テーマの発表と討論（2）