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授業科目名
担当教員
構造力学特論
吉田 純司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324010 2 CL 1 後期 II
[概要と目標]
本授業では,連続体力学および構造力学の基礎について学習する.<BR> 具体的には,応力の定義,平衡方程式,ひずみ,線形弾性体の基礎事項について学習する.また,ベルヌーイオイラー梁およびティモシェンコ梁での,仮定,導出,断面力の意味,適用範囲などについても基礎から学習する.
[到達目標]
1.連続体とはどのような仮定で成り立っているかわかること.<BR>2.応力テンソルの定義と意味ががわかること.<BR>3.連続体における平衡方程式と応力の対称性を資料をみながら導出できること.<BR>4.ひずみテンソルの定義と意味がわかること.<BR>5.線形弾性体とはどのようなモデルかが理解できること.<BR>6.ベルヌーイオイラー梁およびティモシェンコ梁において,梁の断面諸量,断面力,たわみなどが計算できること.<BR>7.変分原理を用いてオイラーの微分方程式を導出できること.
[必要知識・準備]
高校での物理における力学の基礎知識
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %レポートを5回程度出し,内容の理解レベルを確認する. 
2受講態度 40  %授業に出席し,演習問題をこなす. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.連続体力学を理解するための基礎数学<BR>2.連続体に作用する外力<BR>3.内力と応力テンソル<BR>4.応力テンソルの性質<BR>5.連続体の平衡方程式<BR>6.応力テンソルの対称性<BR>7.ひずみテンソルの定義<BR>8.ひずみテンソルの物理的意味<BR>9.線形弾性体の定義<BR>10.線形弾性体の性質<BR>12.境界値問題(まとめ)<BR>13.トラス・梁の理論(ベルヌーイ・オイラー梁)<BR>14.ティモシェンコ梁<BR>15.変分法を応用したエネルギー原理<BR>予習:配布資料した資料の次回分について,目を通してくる.<BR>復習:授業で行った演習問題を再度,解いてみること.