授業科目名
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認知心理学演習
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時間割番号
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166610
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担当教員名
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岡林 春雄
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開講学期・曜日・時限
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後期・木・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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専門3年次生中心
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<授業の目的および概要>
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人間の認知・認識のあり方を情報処理論、スキーマ理などを通して論じる。人間の認知には、記憶の働きが重要な役目を果たしているが、静的なものではなく、動的である。その記憶のダイナミクスについてもあわせて検討する。この授業では、教育現場や日常生活にも必要な話題を提供するので、まずは日本語で基礎を作るが、世界の最新情報も取り入れるので、テキストは英文も使う。
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<到達目標>
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1.認知心理学の基礎を身につける<BR>2.これまでの研究論文の意味をつかむことができる<BR>3.自らの問題意識をもつことができる<BR>4.問題意識を具体的に研究する術を身につける
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<授業の方法>
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ゼミ形式
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 知識が構造化できているか | 2 | 発表/表現等 | 50 % | 自らの問題意識が明確にプレゼンできるか |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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厳しい専門の授業です。心して受講してください。<BR>しかし、最後には楽しくなります。
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<テキスト>
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- 認知心理学入門, 金子書房, ISBN:4760830170
- 心理学におけるダイナミカルシステム理論, 金子書房, ISBN:9784760826179
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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(A)専門知識の構造化<BR>(B)卒論wぽ見据え、実社会への応用を目指す<BR><BR>1.心理学理論の流れ<BR>2.情報処理の流れ<BR>3.感覚受容器から短期貯蔵化へ<BR>4.短期貯蔵庫から長期貯蔵庫へ<BR>5.スキーマ理論<BR>6.情報処理はダイナミック:ワーキングメモリの応用<BR>7.認知と感情<BR>8.パーソナリティ形成過程<BR>9.教育現場での認知構造化<BR>10.古い教育の考え方、新しい教育の考え方<BR>11.日常生活への視点<BR>12.認知行動療法:認知療法の考え方<BR>13.認知行動療法:論理療法の考え方<BR>14.プチ卒論に向けて<BR>15.まとめと質疑応答
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