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授業科目名 児童期心理学
時間割番号 160201
担当教員名 渡邉 茉奈美/(     )
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程1年生〜4年生
<授業の目的および概要>
児童期にある子どもの発達について心理学的見地から概説する。幼児期から青年期までの発達の基本的な原理を基軸に、児童期にある子どもとそれを取り巻く制度・環境の問題についても理解を深める。
<到達目標>
1.児童期の発達的特徴を説明できる。<BR>2.幼保小連携・小中連携など児童期の子どもに関わる諸問題について、子どもの発達を踏まえて自分なりの考えを述べることができる。
<授業の方法>
基本的には講義形式でおこなう。講義内容や視聴覚教材に関する課題等を設定し、受講生の理解や考えを問う機会も設ける予定である(受講生の人数によってはグループワークも設定する)。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %基礎的知識の習得具合を確認する。 
2小テスト/レポート 30  %授業内におこなう小レポートやコメント提出などを評価する。 
3受講態度 30  %積極的でともに授業を作り上げようとする受講態度を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
学ぶ主体としての積極的な受講態度を期待します。児童期の子どもの発達を理解し、その教育・発達支援についてともに考えることができる授業にしたいと思います。
<テキスト>
  1. 櫻井 茂男, 濱口 佳和, 向井 隆代, 『子どものこころ:児童期心理学入門』, 有斐閣アルマ, ISBN:978-4-641-22011-9
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.児童期心理学を学ぶ意義<BR>2.心理学における児童期の位置づけ<BR>3.環境が発達に与える影響<BR>4.児童にとっての学校<BR>5.学校における教師の役割<BR>6.学習を支える動機づけ<BR>7.記憶の仕組みと発達<BR>8.知能の発達<BR>9.認知発達段階理論:乳幼児期と児童期<BR>10.認知発達段階理論:児童期と青年期<BR>11.児童期の自己認識<BR>12.児童期の他者認識<BR>13.現代の学校の諸問題の把握<BR>14.現代の学校の諸問題への対処法<BR>15.学習を振り返って