授業科目名
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現代政治のイシュー
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分類・系統 | |
時間割番号
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063814
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担当教員名
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金 基成
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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1, 2, 3, 4(定員50名)
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<授業の目的>
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この授業では「持続可能な発展」の観点から現代社会が直面している諸課題について検討する.国連の「環境と開発に関する世界委員会」によれば,持続可能な発展とは,貧困と環境破壊といった問題を克服した発展である.人間としての基本的ニーズを充たすためには経済発展が欠かせない.しかし,経済発展が,経済的格差・環境破壊・資源の浪費を前提にしているものであるならば,そのような発展は望ましくもなければ長続きもしない.我々が目指さなければならない発展は,経済的安定・社会的安定・環境的安定が同時に達成できる発展であり,公正で正当な統治を通じて行われる発展である.この授業ではこのような問題意識の下,経済成長・貧困・環境悪化・ガバナンスのあり方に関する諸論点について学ぶ.
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 経済発展,格差社会の克服,環境保護,正当な統治といった現代社会の諸課題について理解を深める. |
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<授業の方法>
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講義と討論。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 80 % | 複数回のミニレポート40%、期末レポート40%。 | 2 | 受講態度 | 20 % | 討論への参加など積極性。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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(未登録)
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 授業時に紹介する。
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<授業計画の概要>
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1.ガイダンス<BR>2.経済成長<BR>3.貧困と格差<BR>4.地球許容能力<BR>5.ストックホルムからリオまで<BR>6.持続可能な発展<BR>7.政策課題その一<BR>8.政策課題その二<BR>9.政策課題その三<BR>10.気候変動という問題<BR>11.気候変動枠組条約<BR>12.低炭素社会への転換<BR>13.討論その一<BR>14.討論その一<BR>15.まとめ
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 | (C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。 | ◎ |
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