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授業科目名 日本事情II
分類・系統人文科学 国際交流系
時間割番号 063808
担当教員名 伊藤 孝恵
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
留学生/日本語非母語話者の場合は、2016年9月23日(金)に行われる日本語プレイスメント・テストの結果で、初中級レベル以上と判定された者。なお、当該テストは16時30分に始めるため、16時25分までにY-11に来ること。
<授業の目的>
「日本文化」のもつ諸相についてその由来や意味などを学びます。<BR>留学生だけでなく日本人学生にとっても「日本文化」に関する知識の獲得や再発見があると思います。<BR>また、自国の文化を紹介・説明することの難しさや大切さを知り、様々な国の事情について学び合うことも目指します。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野日本の食生活や結婚、年中行事等に関する由来や意味を学び、日本文化に対する理解を深めます。日本文化と留学生の母国や故郷の文化を学び合うことにより、比較文化的視野を広げていきます。
2 能力と技能留学生、日本人学生とも自国の文化や故郷の慣習等を他者に説明する力を養います。
3 人間性と倫理性他者の発言に真摯に耳を傾け、他者の価値観や文化を尊重する心を養います。
<授業の方法>
毎回、翌週の授業で使用する資料を配布しますので、よく予習してから授業に臨んでください。<BR>授業は、主に留学生と日本人学生の混合グループによるグループワークやグループディスカッションが中心となります。授業の最後には全体でまとめと解説を行います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %後半の授業の理解度 
2試験:中間期 25  %前半の授業の理解度 
3小テスト/レポート 20  %予習と振り返り 
4受講態度 30  %授業・グループ活動への参加態度(単位取得のためには2/3以上の出席が必要) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講生には、授業への積極的・能動的な参加を期待します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 樋口清之, 日本の風俗起源がよくわかる本, 大和書房, ISBN:978-4-479-39159-3
<授業計画の概要>
01.オリエンテーション<BR>02.お赤飯<BR>03.尾頭付き<BR>04.食器の配列<BR>05.日本の食生活<BR>06.和菓子<BR>07.前半のまとめと評価<BR>08.神前結婚式、披露宴<BR>09.姓<BR>10.呼称<BR>11.大晦日、お歳暮<BR>12.お正月行事<BR>13.家族<BR>14.節分、手締め<BR>15.後半のまとめと評価<BR><BR>* 上記の内容・順序等を受講生の理解度や必要性等に応じて変更することもあります。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《電気電子システム工学科》
A-1:人としての常識を持ち,人の社会性を認識する
人間形成科目部門を通じて自分を取り巻く環境の中で円滑かつ持続的に活動を続けるための常識を身につけるとともに,テーマ別教養科目部門の内,「文化系」「社会系」「国際交流系」の科目を通じて歴史や様々な文化,社会の仕組みを理解し,社会人としての良識と倫理,多様な価値観を理解する広い視野を備える
 
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。