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授業科目名 日本語中級IIB
時間割番号 062904B
担当教員名 伊藤 孝恵
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
2016年9月23日(金)に行われる留学生向け日本語プレイスメント・テストの結果で、中級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。<BR>なお、当該テストは16時30分に始めるため、16時25分までにY-11に来ること。
<授業の目的>
この授業では、文章による日本語の表現技術を養成します。<BR>文章表現の学習を通して、現代の社会で問題になっている様々なことに目を向け、これらの話題について考えたり自分の意見を整理したりしながら、感情や主観を抑えた論述文を書くための基礎力を固めていきます。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野現代社会の問題に関心をもち、他者の意見をも知ることで、自分の視野を広げるとともに、自分の考えを整理する力を身につけます。
2能力と技能的確な表現を使って正しい構造の文を書くこと、構成のしっかりした論理的な文章を書くことなど、事実や状況を正確に伝えたり自分の意見を論理的に説明したりする文章力を身につけます。
<授業の方法>
日本語による論理的な文章の書き方を理解した上で、練習問題や課題を通して実際に自分で書いて身につけていきます。<BR>毎回、授業で学んだことを基に、自分で文章を書く練習問題や課題があります。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %後半の授業の理解度 
2試験:中間期 30  %前半の授業の理解度 
3小テスト/レポート 25  %宿題 
4受講態度 15  %授業への積極性 (単位取得のためには2/3以上の出席が必要) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 友松悦子, 小論文への12のステップ, スリーエーネットワーク, ISBN:978-4-88319-488-9,
    (定価:1600+税)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
01. オリエンテーション、表記のしかた<BR>02. 文体<BR>03. モードチェンジ 話し言葉から書き言葉へ<BR>04. 正しい構造の文<BR>05. 文のつながり<BR>06. 小論文によく使われる表現<BR>07. 段落<BR>08. 前半の総括評価、まとめ<BR>09. 要約文を書く<BR>10. 説明文を書く<BR>11. 意見文を書く<BR>12. 事実を示す方法<BR>13. 小論文のはじめとおわり<BR>14. 小論文の完成<BR>15. 後半の総括評価、まとめ<BR><BR>* 上記の内容等を、受講生の理解度や必要性等に応じて変更することもあります。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。