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授業科目名 大学生のエンプロイアビリティ論
時間割番号 061032
担当教員名 原 瑞穂
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
原則として1年生
<授業の目的>
本講義では大学生のエンプロイアビリティの発達過程を習得する。大学生のエンプロイアビリティとは、卒業時に就く仕事で有能感を獲得することである。そのための発達過程を英国で普及しているUSEMモデルから学ぶ。そのうえで、大学1年で習得したい基礎力について討議する。※ COC地域志向型共通教育科目対象科目となります。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野大学生のエンプロイアビリティは4つの構成要素から影響を受ける。学業の理解、個人の特性、汎用的スキル、発達を管理する力である。これらの要素の関係性を理解し、発達的な視点を養うことを目的とする。
2能力と技能大学1年次で基礎力を高めること及び高める方法を知ることを目的とする。基礎力とは、自発性、ストレス耐性、リーダーシップ、チームワーク、論理的思考力等である。
3 人間性と倫理性学生はグループ演習やグループワークを通じて、課題をやり遂げる過程で、相互に影響しあい、内省することを習得する。
<授業の方法>
1.初回の授業時に、講義全体にわたるガイダンスを行なう。第2回の授業では、グループ編成を発表する。<BR>2.授業は、講義とグループ演習、グループワークで構成される。(ここではグループワークとはグループ課題への取り組みを授業時間外で行い、グループ演習とはグループ課題を授業時間内に行うことをいう。)
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %試験に代えて要約レポート(4回)を提出する 
2試験:中間期 20  %中間テストを実施する 
3小テスト/レポート 20  %授業理解のため小テスト等を複数回行う 
4発表/表現等 20  %グループ演習、グループワーク、講義における貢献度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1.要約レポートは授業時に持参し、グループメンバー間で交換して改善点を指摘し合う。<BR>2.グループワークがある。グループワークはグループメンバーが講義時間外に集り、課題に対する自分たちの考えをまとめる。指定された課題をパワーポイントで発表する。<BR>3.要約レポートの提出(4回)は単位取得の要件となる。
<テキスト>
  1. 溝上慎一, 大学生の学び・入門, 有斐閣アルマ、2006年, ISBN:4-641-12282-2
  2. 大久保幸夫, キャリアデザイン入門〔1〕基礎編, 日系文庫、2006年, ISBN:978-4-532-11096-3
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
01:講義:講義:講義内容全体説明とアンケート調査<BR>02:講義:大学生のエンプロイアビリティ、キャリアの用語の説明<BR>03:講義:キャリア理論から考える、グループ編成<BR>04:演習:自分らしさを理解する1<BR>05:演習:自分らしさを理解する2<BR>06:演習:自分らしさを理解する3<BR>07:演習:振り返りレポート作成<BR>08:講義:基礎力を身につける1(目標の計画と実行)<BR>09:講義:基礎力を身につける2(コミュニケーション)<BR>10:演習:基礎力を身につける3(リーダーシップ)<BR>11:演習:基礎力を身につける4(相互理解)<BR>12:演習:基礎力を身につける5(論理的思考力)<BR>13:演習:基礎力を身につける6(批判的思考力)<BR>14:演習:基礎力を身につける7(創造的思考力)<BR>15:演習:全体のまとめとアンケート